【銀魂】絶 対 零 度 の 愛

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『初めて、人を好きになったんです』




総悟のこと、好きだって気付くのに時間もかかって……





『初恋は報われないって言うけど


でも、実らせたかった』





だから……彼に告白しようとしたんだ





『でも、告白できなくて


中途半端のまま、彼を諦めることにしたんです』





必死に嫌いになろうとして



考えないようにして




でもそれは、余計に気持ちを膨らませてしまう






『私を助けてくれたとき、どうしてって思ったけど



やっぱり、好きだって気持ちが勝っちゃいました』




それに



"愛してた"なんて言われてしまえば



絶対に諦めることはできない





『どんなに冷たくされても



拒まれても



突き放されても』




それでも、総悟のことが好きで





『大好きなんです』





総悟が私を受け入れられない理由は分かっている




私を護るためだということを





『……バカですよね、私



自分の命よりも


彼と一緒にいることが、いいんです』





はははと空笑いを見せても



銀さんは、笑わなかった

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