検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:13,899 hit

32 ページ36



「まさか、ねー……」
ハルさんの衝撃のカミングアウトに驚きを隠せなかった。教室に帰る道中だったので、3階で先輩たちと別れる。

「お、美紅。そういやチームの話なんだけど」
「あ、もう組んだ」
今まで空気になっていた琳に、しれっと返す。琳の顔がすこし悲しげになる。琳にごめんね、と片掌を立てる。
「本当は私と零と琳で良かったんだけどね、零と絶対組みたい、という子が出てきて、そこから厄介になったんだ」
その子は蓮華さんである。
「じゃあ俺は誰と組めばいい?」
「柚子や小春もPlayerだって言ってたよ。一回聞いてみたら?」
「お。さんきゅー」
琳は2人に話し掛けに行った。

「丁度あと1人を探していたらしくてな。OKしてもらったよ」
「お、良かったな、琳」
「ところでさっきMasterから聞いたが俺と美紅って敵じゃないのか?」
確かMasterは、このチームは、その後のmissionで重要になってくるからね!と言っていた。それぞれのチームが戦うチーム戦になるのだろうか…。私は心の中でもう一度琳に謝った。



「第6Masterの『_』。もうじき選抜メンバーは決定できそうか?」
「もうすぐ出来ます。ただ、missionの為、死人復活システムとPlayer外からの視線無視システムを使わせてください」
「2つもかよ。世話が焼けるな、『_』」

Player達に課せられる最後のmissionと言ってもいい。もう既に種は蒔けた。

あの『対戦』で敗者はどうなるか知らされていない。勝てるメンバーを用意しなければならないな。

33→←31



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:学園×能力(×ミステリ) , 市販書き(一次創作) , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夢詩どれみ(プロフ) - riiuさん» ありがとうございます(^ ^)タイトルには画像を使っています。 (2019年6月26日 22時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)
riiu(プロフ) - 凄いですね…!!所で、タイトルの文字ってどうすればそんな風に出来るんですか? (2019年6月26日 15時) (レス) id: d32ce14729 (このIDを非表示/違反報告)
夢詩どれみ(プロフ) - さぬきさん» ご指摘ありがとうございます!書き直します! (2019年5月7日 18時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)
さぬき(プロフ) - 失礼します、学園モノ好きなので、とても面白いです!3点リーダーを2の倍数セット使うと小説っぽくなりますよ、これからも頑張ってください! (2019年5月7日 17時) (レス) id: 640a4ce08b (このIDを非表示/違反報告)
秋桜うさぎ(プロフ) - 篝雫ーカガリシズクさん» いえいえ!こちらこそ読んで頂きありがとうございます! (2019年3月25日 9時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢詩どれみ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年2月11日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。