『友達と先輩』 ページ4
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[そういえば京介、英語の予習した?]
烏丸「まあ、軽くは」
[あのさ、京介……っ1文だけ本訳が分かんない文あったから、見してくださいっ!!
お願いします!!;;;]
烏丸「合ってるか分からないけど、それでもいいならっ」
[!!っありがとう!]
高校での新生活が始まってから数週間後。
京介とは、かなり打ち解けて今じゃクラス1の友達だ。
廊下を歩きながら、ふと掲示板に貼ってある沢山のポスターが目に入った。
全て部活募集のポスターだ。
…こうみると、部活それぞれ違った個性が出ていて面白いな〜っなんて考えていたら京介に話しかけられた。
烏丸「…そういえば、神久弥は部活とか入らないのか?」
[あ、うん。特に入りたい部活ないし…すぐ家帰って、小次郎と貴志の面倒みなきゃなんないから]
烏丸「兄弟いるんだな、神久弥」
[いや、一人っ子だよ。
小次郎と貴志は、俺ん家で飼ってるハムスターの名前っ。可愛いんだぜっ]
俺がそう言うと、京介は小さく笑いながら「そうかっ」と返してくれた。
出水「あれっ神久弥と京介じゃん。」
米屋「おっ、奇遇だな」
[米屋先輩と、出水先輩っ]
烏丸「どうも」
廊下で知り合いの先輩にあった。聞いた話じゃ、二人とも秀次と同じボーダーという機関に所属しているらしい。
ちなみに京介もボーダーの一員だそうだ。
[あれ…?秀次は、一緒じゃないんですか?]
米屋「秀次なら日直当番で職員室に提出物届けにいってるぜ」
出水「お前らは…あぁ。体育か」
[はい、今日はバスケなんです]
俺達がジャージを来ていたのもあって、出水先輩は俺達の次の授業が体育だと分かったようだ。
米屋「バスケね〜…怪我しないように気を付けろよ、特に神久弥っ」
((わしゃわしゃっ
米屋先輩は頭を撫でてきた。
出水「お前、運ないから…
うっかり顔面とかにパス飛んできそうだもんな…;;;」
[大丈夫ですよっ。顔面パスは、すでに経験済みなんで…多分、連続3回までなら耐えられますっ]
出水「Σバスケ、そういうスポーツじゃねーだろっ!?;;;」
米屋「しかも、結構タフだなっ!3回って!;;;」
烏丸「ちなみに神久弥は、この前サッカーの試合中…相手ゴール直前で靴ひも切れて、自分ごとゴールインされてましたよ」
米屋「っ、つ…辛すぎるっ…;;;」
出水「…ほんと苦労してんだな、お前っ…;;;」
[いや、大袈裟ですって。並大抵の不幸には慣れてますから平気ですよっ]
なんとなく雰囲気が暗かったので、それを打ち消すように出来るだけ明るく笑顔で言ったが…
…なぜか余計に、心配されてしまった…;;;
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platinum.wolf - 自分も書いていて何度か思いましたwwwコメントありがとうございますっ(*´ω`)頑張ります!!!! (2015年7月5日 11時) (携帯から) (レス) id: e1623afd53 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅 - 不幸すぎるwwwww戦国BASARAの黒田官兵衛みたいwww更新がんばって下さい!( ̄^ ̄)ゞ (2015年7月5日 2時) (レス) id: eed97d8b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:platinum.wolf | 作成日時:2015年7月2日 21時