★アルタイルの雨夜 ページ36
「う…そだろ？マジかーかーかー…」
ザーーーーーーッ……
ホンモノがいた(笑)
隣で引く勢いで
空を見上げる
言い出しっぺに
二宮「不謹慎なコトにお星さまを利用しようとするから、天帝の逆鱗に触れたね？(笑)」
櫻井「うっせーよ！星が見えなくても、彼女と会えるなら、って。おーい！コッチコッチ」
手を振る先には
あ……
雰囲気変わるんだ
昼間よりも
綺麗に着飾った受付嬢と
昼間の白衣を脱いで
レモンイエローの
ワンピースを着て
まとめていた髪を
おろしている彼女が
こちらに向かって
歩いてきていた。
受付嬢「すみません。お待たせしましたか？急に雨降っちゃって慌てましたっ」
櫻井「いやいや、大丈夫ですっ！お二人がいらっしゃれば星もご機嫌直しますよ！あははは」
ンなわけねーだろ(笑)
と、思いながら
ふと隣の彼女を見遣ると
俯き加減に
佇んでいた。
二宮「ホンモノ…でしたね？(笑)」
A「だから言ったのに…ブツブツ」
目だけチラッと
二宮を覗いて
すぐに逸らす。
レモンイエローの服も
相まって、少し
幼く見える彼女が
ふてくされてる少女のようで
二宮「可愛い…(笑)」
A「ハァ？！なっ(なんてこと)、だっ(誰がっ)！？」
受付嬢「あら？二宮さん、やっと気付いたんですか？Aは可愛いんですー。うちの館じゃ、なかなかの評判なんですよ？」
手をつけるなら
お早めに♪
と、のしでも付けて
放りこみそうな勢いで
ドンッと
Aの背中を押す。
A「きゃっ！？ちょっ、とぉ！危な…わぁっ！二宮さ、ごめんなさっ」
二宮「……っあ、いや。ダイジョブ？そっかまだお手つきじゃないんだ？」
とっさに
支えた感覚と
手のひらが感じた
彼女のカラダ…というか
温かさ…というか
フワリと香った
匂いと
やはり何か
霞がかったモノが
アタマの中で
モヤモヤと思い起こされ
支えた手に
思わず
キュ…ッと
力が入る。
すると、それに
反応するように
ピクッと
カラダを揺らす
彼女を
見下ろして
(なんだろ(笑)加虐心を煽るヒトだよね)
元来のSっ気が
むくむくと湧いてくる。
櫻井「さっ、星は見えなくてもソムリエのなんちゃらがあるんでしょ？」
受付嬢「ハイ。最上階です！行きましょ」
連れ立って
最上階へ向かった。
＊ソムリエ…って知り合いにいたなー
ラッキーカラー
あずきいろ
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黒衣(プロフ) - ★mmiioo★さん» そうなんです！＆そうなんですね！良いトコです福島県♪大好きです福島県♪ そしてストーカーやっぱり怖いですよね(笑) 続きも楽しんで貰えると嬉しいです！ (2017年7月26日 0時) (
レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - 黒衣さん、福島県？！私も！今は関東にすんでるけど、地元は福島県です。あーあのストーカー女、怖いね((((；゜Д゜))) さて、続き読みます！ (2017年7月24日 15時) (レス) id: 59f57126ed (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - みつなさん» コメントありがとうございます(*'ω'*) 私の二宮さんイメージを詰め込んでみました。楽しんで頂けたようで嬉しいです♪ 言葉の選びが素直じゃなくて、やっぱり懐に入り込むのが上手い、そして自分の気持ちを隠すのが上手い気がしています。惚れますよね(笑) (2017年7月9日 22時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
あか(プロフ) - みつなさん» みつなさぁぁぁぁぁぁぁん！ありがとうございますー！私にしては←爽やかになりましたでしょうか？（笑）あまり書いたことない爽やか？に戸惑いつつ。がんばりまーす！そして背景画は黒衣さんセレクトです！ (2017年7月8日 23時) (レス) id: 419932bee8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 続きをお願いします (2017年7月8日 14時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
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