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｢おはよ…あれ、ゲイツくんとソウゴくんは…？｣
｢アナザーライダーを倒しに行ったの。
姉さんは危ないから私とお留守番ね｣
過保護な妹と2人の帰りを待つ。
何かしていないと落ち着かないからみんなの朝ごはんを作ろう。よしそうしよう！
｢Aちゃん、ツクヨミちゃんおはよう！
いや〜美人姉妹がいるとやっぱり華があるよね、
おじさん喫茶店でも開こうかなあ…｣
｢わぁ、喫茶店いいですね〜！｣
｢おっ！じゃあ2人には看板娘やってもらおうかな！なんちゃってー｣
｢へへ、朝ごはんわたしが作りますね！
おじさんはゆっくりしててください！！｣
ツクちゃんに食材を切ってもらい、簡単な朝ごはんを作る。ゲイツくんとソウゴくん、早く帰って来ないかな…いっぱい栄養とらないと大きくならないもん。()
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朝ごはんが丁度完成した頃、玄関のあたりで物音がした。
ゲイツくんとソウゴくんが帰ってきたんじゃないかと思って急いで駆け寄った。
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玄関に居たのはほんの少し軽い怪我をした2人。
｢2人とも、怪我してるじゃない…！
手当しないと！ほらおいで｣
2人を自分の部屋に連れていき、擦り傷の部分を消毒し、絆創膏を貼る。
｢擦り傷くらい慣れっこだし、大丈夫だよ？｣
｢ばい菌が入ったら怖いんだよ〜？ほらじっとしてて！｣
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｢あはは…ごめんねこんな絆創膏しかなくて｣
男の人のほっぺにうさぎちゃんがプリントされた絆創膏を貼ってしまい、すごく申し訳ない気持ちになった。()
｢ううん、全然いいよ。ありがとね！A｣
なんていい子なんだソウゴくん…
ゲイツくんも少し恥ずかしそうにしながら小さくありがと…って呟いてくれた。
｢さ、朝ごはんできてるよ！しっかり栄養つけようね！｣
｢お前は俺らの母親か｣
照れくさそうに笑ってわたしの頭をくしゃっと撫でたゲイツくんが少しかっこよく見えた。
.
朝食をとり終わって、皆でアナザーライダーの被害者の共通点を調べる。
｢被害者のSNSを遡ると…全員OREジャーナルってニュースサイトをフォローしてた形跡があるの。｣
｢へぇ…じゃ、調べてみようよ！！｣
｢姉さんも行くの！？｣
｢いいじゃん、ね！ソウゴくん！｣
｢うん！人数は多い方がいいもんね！｣
ね〜！って賛同してくれるソウゴくんがとても可愛らしい。
｢なんか似てるわね…あんた達…
ソウゴとじゃなんか不安だから…姉さんはゲイツと行動して！｣
過保護なツクちゃんに言われ、ゲイツくんと行動することになった。
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作者名：ふぁ | 作成日時：2019年2月3日 2時
