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施設のような建物に、青年達に釣られて
入り口前まで行く。
腹が減っていくのを感じていると施設の中から、褐色肌にボリュームのある長髪を有し、シュッとした黒いスーツを見に纏った女性が出てきた。
「カントーからお越しになって頂き、
誠にありがとうございます。
紹介に預かりましたオモダカと申します。」
言い終わると、これでもかとオモダカさんは終始満面の笑みを溢した。
それに対して自分達は一度礼をする。
まぁ、お偉いさんだろうからな。ちゃんとしなければな。首はいつ飛んでもおかしくない。
「そ、そんな！頭下げなくともよろしいのですよ！」
そう言われて頭を元の位置に戻せば、
彼女はかなり慌てていた。
そういえば自分以外は結構知名度高かったな。
グリーンとオモダカがやり取りし合っているのを横目に、ぼんやりと思い出した。
「ささ！どうぞご自由にお使い下さい！」
やり取りが終わり次第、流れるように案内されたのはバトルコート。
人目につかないために用意したのだろう。
でなければここまでしない。
回らぬ頭を無理に回して場内の環境を理解する。
壊さぬようにしなければ…
『…』
さっさと終わらしてご飯食べたい…
お兄さんの横顔を見ると、どんなことが起こっても真顔だったお兄さんの眉間に皺が寄っていた。
帽子渡さなかったの怒った…？
嫌われる？
どうしようもない不安に駆られてリーフに話してみる。
「…… 。」
「えっ本当？分かったすぐ渡してくる！」
リーフは僕の話を聞いた途端、驚いた顔をして風のようにお兄さんの元まで走っていった。
…僕に渡さないところ、リーフも大概だ。
今でもあんだけ
「レッドってお兄さんのこと好きなんでしょー！」
とか言ってるくせに…
ま、僕らだからそんな所が似てくるのかな。なんて。
「ピカ？」
尋ねてくる相棒に応えて、
僕は自分達の絆を再確認して位置についた。
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メガサーナイト大好き - とても面白かったです！！私はとても好きな系統、ゲームの主人公やレッドさんが出てくれるのはとても嬉しいです。スグリ君ゼイユちゃんから先生呼びも良い！！伝説の旅人もかっこいい！！更新頑張ってください。応援しています。 (1月31日 8時) (
レス) @page12 id: 6b6e4cd4ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ござるぅ | 作成日時：2023年12月31日 0時
