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ボフッ
バネとクッションが音を立てる。
要因は自分。
余りの疲労にホテルのベッドに倒れ込んだのである。
…ガッサ達はサンドウィッチを机で姿勢良く食べており、
横目に見ては腹がより空いてしまう…
が、生憎食欲が湧かない。
目を瞑り思い返す。
あの後＿＿＿＿
「また来て下さいねえ！」
「「お気をつけてー！／気をつけて…！」」
とこの様な感じで普通に帰された。
あの時の妙な時間…互いに見つめ合ったあの時間は
一体何だったのかと、悩みながら帰り道を歩く。
休日だからこそ、夕方は人が少ない。
折角の休日をゆるりと過ごしたい人もいるだろうし、
何より午前中に動いて午後は家で過ごすという人達も多いのだろう。
ビｭｳｯ
突風に煽られて頭に何か違和感が生じる。
『…』
帽子が飛ばされてしまった…早めに回収しなければ
そう思い飛んでいく帽子に向かって走る。
「？」
誰かの足元へと運ばれては、留まり、
それに気づいた人物に拾われる。
あー…なんか見た事あるなぁ…あの赤い服装。
回れ右したいがあの帽子かなり良いやつなんだよな。
ｽｰｯよし、腹括ろう。
覚悟を決めるために遅い瞬きをする。
開けると同時にそよ風が左から右へと流れ、
自分と青年の髪を撫でる。
ばちりと視線が交わる。
「ぁ、」
やっぱ今からでも遅く無い。
早く踵を返して帰ろう。うん。
思い込んだのが最後。
隙も与えぬまま青年はキタカミの里の時のように
腕を掴んで離さない。
幾ら何でも速くないかい？電光石火でも使ったか？
今回は前よりも強く握り締め、もう既に折れそう。
青年の瞳を覗けば、光の灯っていない真っ黒な瞳。
「ピッカ！」
そして彼の隣からは非常に可愛らしく鳴いて、
挨拶をしてくれた、レッドのピカチュウがいた。
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メガサーナイト大好き - とても面白かったです！！私はとても好きな系統、ゲームの主人公やレッドさんが出てくれるのはとても嬉しいです。スグリ君ゼイユちゃんから先生呼びも良い！！伝説の旅人もかっこいい！！更新頑張ってください。応援しています。 (1月31日 8時) (
レス) @page12 id: 6b6e4cd4ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ござるぅ | 作成日時：2023年12月31日 0時
