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少年をおんぶしながら、
ミミと共にようやっと出てきた道筋を辿る。
お姉さんは元気にしているだろうか。
前会ったあの少年は自分を覚えてくれているだろうか。
そんな思いを弾ませて、顔は喜んでいなかった。
歩きながらそういえば、と思い出す。
少年…丁度グリーンが6歳の時に行ったから、
あれからもう2年目か。早いな時間が過ぎるの。
ぼんやりと昔の容姿を思い返すが、
言うてそこまで長居していなかったから
余り覚えていない。…生意気だったのは覚えてる。
「どこ行ったのーー！？」
「レッドーー！どこ行ったーー！！」
そうそう。あんな感じの…あれじゃね？
あれだね、確実に。
焦茶感がある少し長めの黒髪の子と
茶色っけの多いツンツン髪の子が、
友人であろう名前と共に何処に行ったのかと探している。
まさかお姉さんの子供とこんな所で鉢合わせるとは、
何の巡り合わせか…
なんとなく気が遠くなった気がした途端、
少年が二人の方へ手を振って
「グリーン！リーフ！」
と大きな声で呼んだ。
…本当になんの巡り合わせだろうか。
それに気づいた二人はこちらをみやると
直様走ってくる。
一番はじめにこちらへ辿り着いた生意気が
「お前！レッドに何し……ｯえ？」
急に指差して何かを言おうとしたのだろう。
もう一人の少女がこちらに着いたと同時に、
グリーンは自分の顔を見て
切羽詰まった顔をすとんと落とした。
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メガサーナイト大好き - とても面白かったです！！私はとても好きな系統、ゲームの主人公やレッドさんが出てくれるのはとても嬉しいです。スグリ君ゼイユちゃんから先生呼びも良い！！伝説の旅人もかっこいい！！更新頑張ってください。応援しています。 (1月31日 8時) (
レス) @page12 id: 6b6e4cd4ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ござるぅ | 作成日時：2023年12月31日 0時
