恐怖１７ ページ19
残りのメンバーは扉の前に立ち止まる
霧野は一人難しい顔をしていた
そう、何か・・・何かが可笑しいという事
すると神童がこういいだした
神童「なぁ・・・、このＤってどういう意味なんだろうと思う？」
信助「ドアのＤ、とか？」
影山「そんな単純何でしょうか、〈Ｄｅａｄ〉とか〈Ｄｅａｔｈ〉って意味なんじゃ・・・」
倉間「わっ悪い方に考えんなよっ」
影山「すっすみません！！」
影山がさっきの言葉を口にした瞬間皆の顔が一気に暗くなる
すると神童がドアノブに手をかけた
神童は全身の体重を乗せて扉を開く。
周囲に、錆びついた音が広がった。
外の明かりが、あるいは月の光が１０人を照らす。はずだった・・・。
だが。
天馬「なんで・・・」
目の前の光景は、願いとは裏腹にあまりにも殺風景であり
≪死≫の気配が漂っていた
先ほどと同じのコンクリートの匂い
体中に染み付く冷気。
１０人の目には確かに、正方形に作られた。
先ほどと同じ部屋が映し出されていた
ちがうと言えば扉が先ほどより大きいという事。
通路にたまっていた水が一気にその部屋に流れ込む。
不気味に静まり返っているこの部屋と、最初の部屋が重なり合う。
魔の水が噴き出し、部屋はまるで巨大な水槽と化していく
閉じ込められた自分たちは金魚のように口をパクパクさせながら死んでいく・・・・・。
信じられない光景に、１０人は１歩を踏み出すことができないでいた
剣城「どういうことだっ！！！」
影山「ここから出られるんじゃなかったんですか！？」
天馬「錦先輩を除いて１６人全員ここにいますっ！！」
神童「・・・！まて天馬」
天馬「え・・・？」
先ほどの天馬の言葉を言った後の皆の顔は先ほどよりもひどくなってた
霧野「・・・いない、ここには・・・錦以外の１６人がいない」
倉間「天馬、数えてみろ。ここにいる人数は・・・」
神童「―――１０人だけだ」
天馬「ぇ・・・」
神童「そして俺たちは大きな勘違いを侵している」
信助「なんですかそれは・・・」
信助は恐る恐る神童先輩たちに訪ねる
信助の質問に神童先輩たちの顔は悲しみに染まっていった
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倉狩莉緒菜(プロフ) - 常連客さん» コメありがとうございます！近いうち再開できたら書きます(^^) (2015年3月28日 18時) (
レス) id: 0b37e1b90a (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - dream(*∂з∂*)さん» コメありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！頑張ります(^^) (2015年3月28日 18時) (レス) id: 0b37e1b90a (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 綵彩さん» コメありがとうございます！近いうち書きたいと思います(^^) (2015年3月28日 18時) (レス) id: 0b37e1b90a (このIDを非表示/違反報告)
常連客 - 続きが気になります。頑張って下さい。 (2015年3月28日 18時) (レス) id: e00034d299 (このIDを非表示/違反報告)
dream(*∂з∂*)(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になるので、更新頑張ってください (2015年3月22日 10時) (レス) id: e3781b2d99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2013年8月9日 14時
