恐怖１１ ページ13
輝の目線の先にはスイッチから三歩ほど離れた所に立つ錦先輩。
影山「・・・・・・まさか」
輝は何か分かったのか今度は輝がスイッチに手を伸ばした
今度は押したまま離さない
その行動に俺もあることに気づく
どうして扉がすぐ閉まってしまうのか
その答えは実に簡単なものだった
ただ単に【ボタンを押している間だけ扉が開く】っという事
つまり鍵が解除されるという事
扉の向こうを確認する神童先輩
俺もその向こう側を覗く
この扉の先には五メートルほどのコンクリートの通路があり、その先にはまたしても鉄の扉が立ちはだかっている
そう思っているとこの扉の先の通路にも水が漏れだしている
だけど・・・
あそこを開けば外に出られる？という期待で気にも留めなかった
寧ろ個々の水位が減っていい
だが、１つ問題がある。
皆気づいているが、あえて口にしなかった。
それを言葉にしたのは剣城だった
剣城「スイッチから扉まで数メートル。押し続けないと閉まってしまうという事はは、誰かがここに残るんじゃ・・・」
目の前が真っ暗になる。全身から変な汗がジワリと噴き出してくる
だけどさっきの水位が減ったせいだろうか
さっきよりものすごい勢いで水が噴き出している
狩屋「やべぇよ！どうすんだよ！！！」
それに驚いた狩屋は裏返った声を上げる
もうみんなお手上げ状態だった
扉の縁は鋭利な刃物になっている
この部屋に排水溝は無い、そして通路にも排水溝は無いらしく水がたまっている
しばらくの沈黙がこの部屋を支配する
信助なんかどうしてこんな目にあわなきゃいけないんだよっと小さくブツブツと言っている
そんな中青山先輩が希望ある発言をした
青山「なぁ服に入ってる羽毛を使ってみないか！？」
錦「なるほど！その手があったきに！」
どうやら人の指を使かう事無く扉を開ける方法に出たのだ
これが俺たちの最後の希望だった
天馬「頼むっ開いてくれっっ」
目をぎゅっと瞑りそう祈る
青山「一乃、どうだ開いたか！！？」
一乃「・・・」
一乃先輩はただただ無言で首を横に振った
- 金 運: ★☆☆☆☆
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倉狩莉緒菜(プロフ) - 常連客さん» コメありがとうございます！近いうち再開できたら書きます(^^) (2015年3月28日 18時) (
レス) id: 0b37e1b90a (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - dream(*∂з∂*)さん» コメありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！頑張ります(^^) (2015年3月28日 18時) (レス) id: 0b37e1b90a (このIDを非表示/違反報告)
倉狩莉緒菜(プロフ) - 綵彩さん» コメありがとうございます！近いうち書きたいと思います(^^) (2015年3月28日 18時) (レス) id: 0b37e1b90a (このIDを非表示/違反報告)
常連客 - 続きが気になります。頑張って下さい。 (2015年3月28日 18時) (レス) id: e00034d299 (このIDを非表示/違反報告)
dream(*∂з∂*)(プロフ) - 凄く面白いです！続きが気になるので、更新頑張ってください (2015年3月22日 10時) (レス) id: e3781b2d99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：倉狩莉緒菜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/futere/
作成日時：2013年8月9日 14時
