【ポケモン】ボスズが教師とか天国かっ！？

休み時間のハプニング ページ13

給食時間を終えて、休み時間。
久しぶりのゆっくりタイム。とりあえず暇だし
校庭に行ってぶらぶらしようかなー。
なんて思いながら階段を下りた。

靴を履き替えて校庭へ出る。
涼しい風が頬を撫でて、気持ちいい。
花壇の付近に行ってみよう。そういえばあの花壇、入学以来
見ていなかったからどんな花が咲いてるのかも気になるし。

薄暗い校舎の屋根の下の道を歩く。
前に聞いたけど、ここら辺不良とかでやすいらしい。
いやまさかね？私みたいな奴なんて目をつけるにも至らない
人物ですしお寿司。

そう呑気に歩いている時だった。

モブA｢ねぇ、そこの子｣
モブB｢可愛いじゃん、俺達と遊ぼうよ｣

え、なんだコイツら。目、腐ってない？大丈夫？

｢…今から花壇に行くところだったんですが…遊ぶって何して？｣
モブA｢あー、君純粋なタイプね｣
モブB｢こういう子ほど汚したくなるんだよなーw｣

危ない。怪しい。
危険だ、と本能が自分に語り掛ける。なんとか隙を見つけて
逃げ出さないと…

モブA｢まぁついてこれば分かるって｣
モブB｢おら早く行けよ、楽しいぜ？｣

｢いやー…でも、ね？｣

モブA｢ﾁｯ、手を煩わせるんじゃねぇよ…｣
モブB｢あーぁ…兄貴を怒らせたら大変だぞ？まあもう遅いけどなw｣

ひっ、やめて、こわい、誰か…

グ｢…何してんだお前ら｣

グズマ先生だ…助けに来てくれた…のかな？

モブA｢うわやべっ！見つかった！｣
モブB｢逃げるぞ！｣
グ｢…逃がすとでも思ってんのか…？
生憎別の先生を呼んでるから泣くまで後悔しやがれ…！｣
モブA&B｢ﾋｯ｣

｢あ、ありがとうございますグズマ先生…｣
グ｢…何かされてないか｣
｢い、いえ！特に何も…｣
グ｢そうか… これからはあんまりこっちに近付くなよ？｣
｢分かりました…｣
グ｢…ほら行くぞ。｣
｢はい！｣

腕、優しく掴まれた…
胸キュンってこういう事を言うのかな…


グ｢次は英語か。…頑張れよ｣
｢はい、ありがとうございます！(ﾍﾟｺｯ)｣

お辞儀をして、急いで教室に戻る。
ギリギリセーフ…英語には間に合いそう。

…なにも手を加えられなくて良かった事とグズマ先生に
助けてもらったついさっきの出来事を振り返る。
うん？待てよ？…腕を優しく…掴まれた…
うわぁぁ！！！！推しに！！！！！
触れられた！！！
思い出せば思い出すほど嬉しいような恥ずかしいような…

今はこれ以上顔を赤くしたくないから、英語の準備をする事にした。

5時間目:英語→←給食時間in職員室(続き)

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