ポケモンコンテストかいじょう ページ9
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「中も広い……！」
コンテスト会場へ入ると、正面に見えたのは受付と……
「あれ、コウキ君？」
「Aさん！？」
見覚えがありすぎる人物。私の名前を呼んだのはコウキ君だ。近くには女性が2人いる。とりあえず離れた場所にいるのも変だからコウキ君の元へ近寄る。
「あらコウキ。知り合い？」
「うん。カントー地方から来たAさん。先輩トレーナーなんだ」
「へぇ、そう！」
コウキ君と話している女性……どこかコウキ君に似ているなぁ。と思っていた時、女性がこちらを見た。
「初めまして。私はアヤコ、コウキの母です」
「お母様！？ は、初めまして……！」
コウキ君に似ているなと思っていた女性は彼のお母さんだった。じゃあもう1人の女性は誰なんだろう……？
「私はミミィといいます！ ポケモンコンテストの審査員やってまーす！」
どこかアイドルを連想させる衣装を着た女性はミミィさんと言って、このコンテスト会場の審査員をされているそうだ。
「貴女もコンテストに参加しに来たの？」
「いえ、観光に……？」
コンテスト会場に観光って使って良いのかなぁ……？
と思いながら答えてしまった為、疑問形になってしまった。
「あ、もし良かったらAさんもコンテスト参加しませんか！？」
「え、えぇっ！？」
何故か強引に誘われちゃった！？
ま、まぁコンテストは誰でも参加出来るって聞いたけど……。
「アヤコさんの息子さんのお知り合いにもあげちゃいます！ 何かの縁だと思って貰ってください、アクセサリーケースです！」
「あ、ありがとうございます……っ」
「ポケモンをドレスアップしなくちゃいけませんからね！ アクセサリーケースは必須ですよ！」
「な、なるほど……」
コンテストのプログラムをあんまり把握していなかったのだが、どうやらポケモンをドレスアップする必要があるそうだ。
それにはこのアクセサリーケースが必ず必要だという。
「その次は貴女ね」
「え？」
「折角なんですから、貴女もドレスアップしちゃいましょう！」
「え、えぇ！？」
「私の衣装で小さくなっちゃったものがあるんです！ 良ければ貰ってください！」
「そ、そんな……！？ いくらなんでも頂きすぎですっ」
「いいのいいの！ 処分しちゃうのも気が引けちゃうから、貰ってくれると嬉しいわ」
た、確かに捨てるよりは誰かに使ってほしいという気持ちは分かるし、なんなら同じことをする人間なんだけど……うん。厚意を断る方が失礼だもんね、貰おう！
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乃愛(プロフ) - 恵野さん» わかりました！コメント返してくださりありがとうございます！ (2023年3月30日 7時) (
レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 乃愛さん» はじめまして！ 返信が遅くなり申し訳ございません(泣) 私も愛されが好きで、ポケモンには魅力的なキャラがトレーナーもポケモンが多いので、ついその方向で話が浮かんでしまいました…(笑) 更新が停滞してますが、お時間ある時に覗いて頂ければと思います。 (2023年3月29日 22時) (レス) id: 1cee414f28 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！私愛され大好物なので嬉しいです！ポケモンたちかわいいしかっこいいですよね！キャラ達もかっこいい、かわいいですよね！更新頑張ってくださいね！ (2023年3月28日 10時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - あいすさん» コメントありがとうございます！好みだなんて…つい読んでてニヤニヤしてしまいました…笑 不定期更新ではありますが、たまに覗きに来てくれると嬉しいです！ (2022年8月17日 20時) (レス) id: d3fd993259 (このIDを非表示/違反報告)
あいす(プロフ) - 今日おすすめで知って全話読ませていただいた者です。凄く私好みな作品でビックリしました...文章のバトルや情景の伝え方や伏線の張り方、キャラやポケモンをよく理解してらっしゃって感心してばかりでした！応援しています。大変だと思いますが更新頑張ってください！ (2022年8月17日 17時) (レス) @page7 id: ed6efa6a0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2022年8月12日 14時
