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第1話【チャンピオンの苦悩】 ページ1
チャンピオンの座にいることが当たり前になって、いつからかバトルをつまらないと思うようになった。
ボックスを開いてみても、そこにあるのは厳選育成を完璧に仕切った教科書のようなポケモン達。
バトルが嫌いなわけではない。育て上げたポケモン達を嫌いになったわけでもない。
ただ、Aと互角に戦えるトレーナーがこの地にはあまりにも少な過ぎる。
ポケモン達もこれ以上鍛え上げても無意味なほど強く、やることがない。
それに虚しさに近い何かを感じるようになった。
新米トレーナーだった頃は楽しかった。
どうやってポケモンを育て、どんな戦術だったら勝てるのか。
どちらが負けてもおかしくない熱い攻防戦を繰り広げ、勝てばポケモンと共に自分も強くなれた気がして嬉しかった。
それが今では勝つことが当たり前。負けは許されない。
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ゆきな(プロフ) - 序盤でライチュウで泣きました←えっ？はやない？…これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年11月24日 0時) (
レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ | 作成日時：2019年11月10日 1時
