ヒオウギシティ【１】 ページ3
「A、ただいまー！」
今日もぽけちゃんねるでネラー達と戯れていると、お母さんが元気よく帰宅した。
荷物を直すぐらいは手伝おうとPCの電源を切って部屋を出ると、妙に機嫌がよさそうなお母さんがニコニコと話しかけてくる。
「アララギ博士って知ってる？ポケモン研究で有名な、ママの古い友達なんだけどね。久しぶりにお話ししてたの」
「そうなんだー」
――こ、これは……とうとう原作が始まるのか！
気の抜けた合いの手をしたが、内心はとてつもなく興奮していた。
転生して十年ちょっと、この日をどれだけ待ちわびていたことか！
「突然だけどA！自分のパートナーとなるポケモンは欲しい？」
「モチの論以外の返事はあると思う？」
「うーん、即答。第一ステップはクリアね！じゃあポケモン図鑑って知ってる？」
「ポケモン博士の第一人者、カントー地方のオオキド博士が作ったとされる出会ったポケモンを自動で記録していく機械のこと。以後、他地方でもその技術が起用され世界的に注目を浴びているね。その呼称の起源はシンオウ地方がヒスイと呼ばれていた時代に遡り……」
「ストップ、ママ以上に詳しいのは分かったから落ち着いて」
え、全然話足りないんだが……？ってごめんなさい般若を背中に背負わないでください。
……オカンは怒ると怖いのだ。
「コホン、気を取り直して……またまた質問です！貴女、ポケモン図鑑も欲しいよね？」
「めっっっっっっちゃ欲しいです」
「よし！！第二ステップクリア！A、貴女のやるべきことが決まったわ。
……貴女に会うためにベルという女の子が来ます、アララギ博士の助手で大きな帽子が目印だって！そう、貴女はベルという女の子を探すのよ！そしてパートナーとなるポケモンとポケモン図鑑を受け取るのです！」
「急だね！？でもヤッター！自分のポケモン、ずっと欲しいって思ってたんだよね！」
フフフ、この日のためにどの御三家を選ぶのか決めているのだ。まあ初見プレイ時に決めた子なんだけどね。
やっぱり最初のポケモンって特別だから、選ぶ理由も特別なものにしたかった。
……あと、ライバルの手持ちを知ってるので、まあ……それに合わせてもいる。
「あっ、バックの中にライブキャスターは入っているよね？」
「うん。あんまり使わないからずっと入れてるよ」
「よし。そのベルという女の子、初めての街で迷ってるかもしれないから探してあげてね！」
「はーい」
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津田刑部(プロフ) - ひなさん» 返信が遅くなって非常に申し訳ありません、コメントありがとうございます！色んな地方を巡る作品多すぎてどれだ……？と思いつつ、本作はイッシュ内で完結する予定ですので完全な被りにならないようで少し安心しました。優しい声掛け、本当にありがとうございました！ (9月19日 10時) (
レス) id: 1bdf9441ae (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 津田刑部さん» 横からお前誰だよって感じで失礼するんですけど、多分色んな地方を周っている小説の方と少しだけ似ている所があったからだと思います、、それにしても似てることなんていくらでもあるので....これからも頑張ってください！ (7月6日 22時) (レス) id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
津田刑部(プロフ) - （）さん» ポケウッド、ハイリンクあたりの話まで進めば幣作色が強くなると思われますので、それまでどうかお待ちください。長文＆連続コメント失礼しました。 (6月10日 20時) (レス) id: 4b7bcffedf (このIDを非表示/違反報告)
津田刑部(プロフ) - （）さん» パクリにならないよう今後の要素としてハイリンクについてや夢主個人の問題など考えていまして、成り代わりという性質上序盤はどうしても似たり寄ったりになってしまうと思います。 (6月10日 20時) (レス) id: 4b7bcffedf (このIDを非表示/違反報告)
津田刑部(プロフ) - （）さん» （あと私がその昔SMの主♀成り代わりロリショタコンﾕﾒｼｮを書いたことがあったことがあるので……読んでいるのなら特にそうではないかと）それに様々なﾕﾒｼｮに影響されているので無意識化に寄ってしまっている可能性もあります。申し訳ない。 (6月10日 20時) (レス) id: 4b7bcffedf (このIDを非表示/違反報告)
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