異世界派遣担当。ⅲ【wrwrd!】【完結】 (ページ13)

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探索ページ13

『んー…ショッピのが近いと思うで。ほら、ぷあぷあさんって簡単にいうと羊の擬人化みたいなやつだから。ぱっと見の色的には水色っぽい発色でぺ神っぽいけど、あくまで私の魔法の創造で作られた神だからぺ神みたいな力はないしね。』

ht「へぇ…。つまり人間に羊のツノが生えてる…みたいな感じかな？もしくはもふもふしてるか。どちらにせよ興味あるなぁ。」

sha「え、女なん？男なん？」

『あー…さぁ。人によるよ。』

ut「どういうことなん？」

『ほら、人によって価値観、望むもの、見え方って違うやろ？あくまで創造の魔法で作られた、しかも失敗作のぷあぷあさんは正しい形がないんよ。やから人によって性別も見た目も変わる。』

tn「……つまり？」

『私は、羊の擬人化みたいな女の子に見えるけど、もしかしたらショッピにはクソほどロリに見えるかもしれないし、ロボロにはめっちゃ身長高い子に、大先生にはものすごいなんか、その、美人に見えるかもしれないし……』

『その人の、こうあってほしい、とかこうありたいとかいう自分やぷあぷあさんの見た目に求めるものがそのままぷあぷあさんの見た目になると思うで。』

gr「ほう。なら俺にはどう見えるんだろうか。」

ni「めっちゃ性格悪そうなチョビ髭のやつ。」

gr「そう見えてほしいとは思わんが？」

kn「いや、なんか、そんな気するわ。」

os「でもAって結構可愛い創造したんやねぇ、羊の擬人化っぽい女の子って」

『あの時は夢を見てたからねぇ。今となっちゃあもうダメだな。』

ci「夢を見てた？」

『ほら、世の中には知らなくていいコトの方が多いってやつだね。』

知っちゃったらもうそれから自分を守るものがないから。