始まりは夢というのか。-gr ページ25
gr「ほう、何を話しているんだ？」
tn「まぁ、夢を語ってる、って感じやね。」
ut「そやで〜トンちは？」
tn「俺ぇ…？………んー…まぁ、グルッペンについてくで。」
kn「そないなこと聞いてんちゃうぞ！！なりたいものを聞いとんねん！！」
tn「そんな言い方せんでもええやろ！！俺がそうしたいって夢なんやから！！」
そうトントンが叫ぶと、何人かが呆れたようにやれやれと首を横に振った。ひとらんが、苦笑いを浮かべながら、トントンに言う。
ht「俺はね、きっとみんな別々な夢を叶えるために、それぞれの道に進むと思う。けど、」
sha「けどそれは、グルッペンの元でやる前提やねん。グルッペンだけ夢叶えてハッピーエンドはあかんやろ…。」
zm「ほら、その上でグルッペンの夢を叶える代わりに俺らもサクッと叶えたろって話な。」
『なぁにいちゃこらやってんの。』
tn「A！！」
『はぁい。Aやで。そやトントン、これつけて。』
tn「なに…？ピアス？空いてたっけ俺…。」
耳を触った手は小さな穴をとらえる。この真っ黒な十字架のピアスは、不似合いではないかと、そう思いながら。左耳につける。
『おぉーええやん似合う！！』
rb「えー…なんかトントンだけずるいんやけどーっ…」
zm「せやぞせやぞ！！！俺らにもなんかよこせ！！」
『後で…』
zm「いま！！」
『ぺ神』
sn「えーっと…誰かな俺と一緒に夜を探したいのは？？」
『ゾムとーロボロとー…』
zm「ちゃいますやん？！！ちゃいますやん？！」
rb「俺そんな言ってへんやろ！！」
gr「賑やかなのはいいことだな。」
ついてきてくれると言う言葉に安心していたのか、もしくは最初から全部見透かしていたのか、楽しそうに騒がしさに混ざり笑うグルッペン。
kn「あ"ーっグルッペンが泥投げてきやがった！！コイツぅっ！！」
syp「ふ、コネシマさん雑魚っすね相変わらず」
sha「ショッピくんにも当てられてやんの！！っだぁ！！チーノぉゴラァ！！」
『残念私やでー！！！』
sha「Aっ！！」
あー、掃除が大変やなこれは。でも、それが、幸せだったりして。ぽかぽかと暖かい胸に、思わず俺も泥を握った。さぁ、小さな戦争の始まりや。
tn「グルッペン雑魚乙w」
gr「言ってくれるじゃないか…ほれ」
em「あなた達の争いに私を巻き込まないでください！！」
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りと - んなっ…何でこんなすんばらしいモノが埋もれてたんやぁ！？もっと評価されるべきやろォ…！メリバかぁ…snは辛いやろうな……楽しそうな皆を見て案外ホッとしてるかもだけど。救われろ…！でもこれが美しい…！っていう複雑な気持ちを抱かせられましたね、うん(？) (2023年4月24日 22時) (
レス) @page32 id: 3c068a4e58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：noroma±睡魔 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chihiro0521/
作成日時：2022年10月8日 11時
