迷い猫は突然に。-kn ページ12
『外周は？何か変なとこあった？』
rb「いや、回ってみたけど特別気になるところもなかったな。」
ni「俺も使ってて変だと思うとこなかったし。」
『そっか…。』
kn「今度俺が見てくるで。人が変わったらなんかわかるかも知れへんしな！！」
頷いたAに背を向けて外回りに出る。先ほどまでいた倉庫のような部屋とは違い森の中というのも合わさってか、密閉感よりも開放感の方が大きかった。
kn「確かに…大事なもんが消えるのが時間の問題だから早く見つけなきゃいけないってのもわからんでもないけど…」
「そんなに焦ることか？」
それが、本音だった。そこまで焦って探さなきゃならないほど、見つけなければならないほど、今探している部屋や落書きというものは大切なものなのだろうか。
最近、ここにいる意味は一体何なのかとよく考える。別にここを出て行ったとしても帰るあてもないし所詮図書館に入り浸るぐらいだろう。
ただ、それが楽しいか、と聞かれたらすぐに頷けない。確かに本を読むことは自分の視野を広げることにも、いろんな物語性があることにも、利益を生み出す最大の娯楽とも捉えられる。
しかし、それよりも楽しいことを、知ってしまった。今が、どうしてか、今がとても楽しくて、手放したくないと、強く思う。
kn「知らない何かに依存してもーたんかな…。」
もしくは、Aか。それとも、グルッペンか。どちらにせよ、離れられないくらいなのは事実だった。
だからこそ、繋がりを深く感じているショッピ君の気持ちが知りたかった。
どうしたいかと、一度話したかった。
突き進む犬も棒の前では止まるといふ。-syp→←確かなこと、疑問。-主
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りと - んなっ…何でこんなすんばらしいモノが埋もれてたんやぁ！？もっと評価されるべきやろォ…！メリバかぁ…snは辛いやろうな……楽しそうな皆を見て案外ホッとしてるかもだけど。救われろ…！でもこれが美しい…！っていう複雑な気持ちを抱かせられましたね、うん(？) (2023年4月24日 22時) (
レス) @page32 id: 3c068a4e58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：noroma±睡魔 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Chihiro0521/
作成日時：2022年10月8日 11時
