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一人暮らしを始めてから、もう結構経つ。
実家から通おうと思えば通えたけれど。
朝も弱い私に長い通勤時間は耐えられなくて。
「たっだいまー…」
それでも、誰も居ない部屋に声を掛けてしまうくせは、
未だに消えなくて寂しい奴だな、なんて自嘲した。
『…あ、お帰り！』
「あれ、お母さん来てんの？ていうか電気も付けな…」
パチン、と壁伝いの電気のスイッチを入れる。
「……えっ」
声にならない悲鳴が出たのは。
『…里紗のおばさんってこんな声じゃないじゃん』
…なんて、ケタケタ笑ってソファーに座る、
イケメンが居たから。
「…だ、誰…ていうか私の名前…」
イケメン、と言っても大輝ではない。
大輝とはまた違ったタイプのイケメン…って
そんな分析はどうでも良くて！
『え、本気で言ってるの？』
さっきまで寝てたのか、目を擦りながら
こちらを見るイケメン。
「いつでも私は本気です…」
『はは。笑 久しぶりだもんね』
ソファーから立ち上がり、私の前に立って。
『和田颯です、覚えてる？』
「は、はやちゃん…！？」
『せいかーい、良かった。』
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あかり(プロフ) - 。さん» はじめまして！そう言っていただけて嬉しいです！励みになります。これからも最後までお付き合いください◎ (2017年10月25日 8時) (
レス) id: 7a52df4d5b (このIDを非表示/違反報告)
。 - すごく凄く面白くて表現がとても綺麗で読んでいてきゅんって、できるような作品でとても好きです。 (2017年10月25日 0時) (レス) id: ff129d1410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかり | 作成日時：2017年9月24日 0時
