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『大輝くん、』
『ノーコメントで』
『ちょ、まだ何も言うてへんじゃないですか！』
週明け。
想太にさっそく夜ご飯に誘われた。
『金曜日、やっぱお持ち帰りしたんすか？』
酒も飲んでないのにニヤついてる想太は、
思った通りのことを俺に聞いてくる。
『残念ながら、想太の思ってることは何も』
『何にも！？ほんまですか！？』
何にも、かどうかは微妙だけど。
『終電無くなったから泊まらせたけど、それだけ。』
『ふーん…そうなんすね…』
そうなんすね、と言ったものの、
まだ俺を疑う顔をしていて。
『ていうか想太、いつから里紗のこと下の名前で
呼んでんの？』
『へ？いいじゃないすか、俺も里紗ちゃんと仲良くなりたい
っすもん！』
『…里紗のこと好きなの？』
『大輝くん、顔怖いから！…気にするべきは俺やないですよ』
…気にするべきは。
『分かってんだけどさ、』
『え？』
『何でもない』
ハイボールを飲み干せば、炭酸が喉を刺激する。
分かってるけど。だけど。
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あかり(プロフ) - 。さん» はじめまして！そう言っていただけて嬉しいです！励みになります。これからも最後までお付き合いください◎ (2017年10月25日 8時) (
レス) id: 7a52df4d5b (このIDを非表示/違反報告)
。 - すごく凄く面白くて表現がとても綺麗で読んでいてきゅんって、できるような作品でとても好きです。 (2017年10月25日 0時) (レス) id: ff129d1410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかり | 作成日時：2017年9月24日 0時
