イケメン彼氏と甘い日常【はじめしゃちょー】

甘い朝 ページ44

貴方side





んっ、、、





目を開けると見慣れない風景









その瞬間昨日の記憶がよぎる





あのあと、二人とも泣き疲れて寝てしまった









視界にははじめ君の姿はないけれど



背中にある暖かさとお腹にある優しいの手の温もり









確かにここにある幸せが私に安心感を与えてくれる









よし、朝ごはんでも作るか






がっちり私のお腹を掴んでいる手を起こさないようにほどいて私はベッドから出た









顔を洗って自分の顔を見ると目がパンパンで不細工すぎて苦笑い





でも、このパンパンに腫れた目があの幸せは夢じゃなかったんだって実感した









髪をくくり朝ごはんを作っていると後ろから騒がしい音が聞こえた





は｢A！？あ！いた！！よかったーーーー！！！｣









そういうと言うと、彼は私の背中に勢いよく抱きついた







あ｢おっ、危ないって｣


は｢朝起きたらいなくて不安になった｣









はぁー！夢じゃなくてよかったー！！


そう言うと私の首に顔をうめながらぎゅーっと強く抱きしめた









まぁ、寝起きがいい事



てかめっちゃくすぐったいんですけど








あ｢あの、お料理してるんですけど、少し放れてくれません？｣


は｢やだ｣


あ｢朝ごはんなくなるよ｣









そう言うと静かに離れたはじめくん





大人しく離れたと思ったら私の腕を引っ張ってはじめくんと向かいあった









は｢どこにも行かない？｣


あ｢行かないよ｣


は｢本当？｣


あ｢当たり前じゃん！｣








そう言うとはじめくんは満足したのか甘いキスを落として洗面台に向かっていった









こんな甘い朝はいつぶりだろ









私、A




心臓がもちません


..

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