【ヒプマイ】唐突さが大事

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入間銃兎side



「よォ、相変わらずクソみてぇなツラ引っ提げてやがるなぁ」

「何だと！？」

「てめぇの方がよっぽどクソだろうが！」

「落ち着け二郎、三郎」



今日は全ディビジョンが
中央区に集まる日

まあ詳細は省くが
いつもの如くうちのリーダーが
イケブクロの山田一郎につっかかる
そしてその弟達が過剰に反応する

毎度止める身にもなってくれ。





「飴村君、君のその軽薄な態度は人として褒められたものではありませんし社会人としての信用も…」

「ジジイが何か言ってる〜ボクには聞こえな〜い」





向こうでは飴村乱数と神宮寺寂雷が
火花を散らしている。

絶対４つのディビジョンに
招集かけるのやめた方がいい。





「理鶯、すみませんが左馬刻を止めてきてください」

「了解した」





暴れる左馬刻を理鶯が抑えたのを確認し
中央区の者が来るまでおとなしく待つ

呼び出しておきながら待たせる奴と
自分勝手に行動する奴らにイライラしながら
顔に出ないように集中していると
この険悪な空気を破るような
透き通った声が響いた。





『ご無沙汰してます警官さん。眼鏡変わりました？』

「……鳴神さん」

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