第１４話 お兄ちゃんがこんなに優しいわけがない。 ページ16
貴｢んー…もう寝るぅ…。おやすみぃ…｣
狩｢あ…、あぁ…。お…おやすみ///｣
((バタンッ
狩｢はぁ…///｣
霧｢お前も飲んだのかぁ？狩屋ぁｗｗ顔赤いぞ？ｗｗ｣
狩｢う…うっさいです、霧野先輩｣
…………
………………
……………………
[ｉｎ拓人room]
んー…
眠い。
お兄ちゃんの部屋で寝るってことだったので、何かされるまえに寝ようということにした。
まぁ、何かされなくても私はさっさと寝たいのだけど…
………お兄ちゃんいないのに、お兄ちゃんの匂いがして寝れないのが現実なのだ(・ω・｀)
貴｢………はぁ。｣
《トン…トン…
誰かが階段を昇ってくる。
……お兄ちゃんだ。この足音は。
…とりあえず、寝たフリだけでもしよう。
《ガチャッ…
拓｢っっ!?…あぁ、Aか。もう寝てるし。｣
貴｢………………｣
拓｢……はぁ。なんで…。何が悪かったんだよ…？…A｣
それはいつも以上に覇気がなく、弱々しい声だった。
すると、頭にフワッとした違和感が感じられた。
そう、今は撫でられてる…？
拓｢ただ…離れてほしくなかっただけなのに…。そんな、簡単に…っ…｣
どうやら、泣いてるようだった。
やっぱり、口聞かないは言い過ぎだったかな…。
拓｢…どうしたら…どうしたらAは俺から離れない？…どうしたら…どうしたら…｣
あぁーもう。
寝てる人にそんなボソボソ呟いたらうなされるって!!←
貴｢………めん…｣
拓｢………？………A？｣
貴｢ごめんって言ってるの。わかったらさっさと寝て。うるさいから。｣
拓｢………!!……あぁ…((ﾆﾔｯ｣
あーぁ…。
やっちゃったよ、私。
また元通りだ。
第１５話 例え、兄妹でも好きなんだからしょうがないだろ？『激pink』→←第１３話 なんでこの私がッ!!｢まぁまぁ、ツンデレ落ち着いて｣｢黙れ、猫被り｣
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作者名：さーらん♭×moka | 作成日時：2013年8月1日 11時
