日向翔陽の妹は

#39 ページ42

次の日の朝

私たちマネージャーは朝ごはん作りのために食堂に集まっている

「ごめんね、昨日は」

「私達は味方だからね」

「次は絶対潔子ちゃんたち守るから！」

なんだかんだ言っていい人だ

「ありがとう。でも雪絵ちゃん達も嫌がらせされちゃいけないからみんなの前では夢谷さんの味方してた方がいいよ。」

「でも…」

「お願い」

「分かった。」

潔子先輩優しすぎ…♡♡

結局最後まで夢谷は来なかった

「寝坊しちゃってぇーごめんなさぁーい」

選手たちがわらわらと来だし、夢谷もそこでやっと来た

「夢谷さん。前も言ったけどみんなで準備するから早くね」

「ふぇぇぇぇーだってぇー希愛朝弱くてぇー」

「そんなのみんなもだよ」

潔子先輩お強い！

「ちょっと遅れただけであんな言わなくてもな」

「昨日のこと根に持ってんじゃね？」

「朝から気分悪。烏野のマネどっか行ってくんないかな」

はい！出ました！ゴミ！

人がゴミのようだフハハハハハ！

「あれ注意しただけだと思うんですけど…」

澤村先輩がそういうと言い方ってもんがあるでしょー？ってゴミは言い始めた。

ウザすぎ！

今すぐにでもあいつを追い出したいけど十分泳がせてから叩き落としたいじゃん？

だからかなり我慢している

その時澤村先輩東峰先輩菅原先輩がこちらに来て

「気にしなくていいからな」

さすが烏野


分かってらっしゃる


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
朝食が済、練習が始まる

私は今日も青城なんだけども、、、

及川先輩・岩泉先輩・国見くん以外からの視線が痛い

というか悪口めちゃくちゃ聞こえるんだけど

「うわ烏野のマネうちじゃん」

「最悪。まじくんなよな」

「希愛ちゃんが可哀想」

私の方が可哀想だと思う、ほんとに

『ドリンクです』

ドリンクを渡しても3人以外は不味い不味いうるさい

「こんなドリンクなら飲まない方がマシだわ笑」

「確かに〜」

言ったな？男に二言はないぞ？

その時…パシャ

あ、冷たい

「ごっめーん手が滑っちゃって！笑ま、不味かったからいいかー」

「ちょお前らやりすぎ！不味くもないし！」

及川先輩がなんか言ってくれてるっぽいけど…

『大丈夫ですよ(ﾆｺｯ)気をつけてくださいね(ﾆｺｯ)』

きにしないもーんねー♪

ポジティブAちゃんだから！

青城は次の試合見事に負けペナルティをしていた

ドリンクが欲しいだろうなぁー♪


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