日向翔陽の妹は

#32 ページ35

夕先輩って言ったら倒れた人はほっといて…

ものすごく眠いです

ちょっと寝るか

『夕先輩、少し寝るのでそっち側に持たれたらすみません』

それだけ言うと私は眠りについた









〈____ねぇ〜Aちゃんみたいな子ぉ〜だぁいっ嫌いなんだぁ♡だからぁもぅばれぇするのぉ〜やめて欲しいんだよねぇ〜_____わぁ〜お姫様だからぁ言うこと聞けるよねぇ？〉

《…私はバレーを辞める気はありません》



中学の時の…？




〈___にぃ、逆らったのが悪いんだよぉ？こんなんじゃぁ〜もうばれぇできないねぇ？それとぉ〜




お前いつも笑っててキモイんだよ。しゃべんな笑うな泣くな怒るな！お前が全ていけないんだよ！お前が居なきゃバレー部のみんながこんなことにならなくてすんだのになぁ？〉




やめてっ！


思い出したくないっ…！



〈ぜぇ〜んぶAちゃんのせ・い・だ・よぉ？Aちゃんも知ってたでしょお？







夢谷希愛に逆らったらぁ〜どうなるか♪〉









「ー！！A！！」

『っ…！』

目を開けるとそこには夕先輩の顔があった


『あ…先輩おはようございます。どうかしましたか？』

「いやうなされてたから」

『………大丈夫ですよ(ﾆｺｯ)そんなことより後どのくらいですか？』


「え？あ！あと五分くらいでつくって武ちゃんが言ってたぞ！｣

『ありがとうございます』



久しぶりに見た…あの夢




夢谷希愛…






私の大っ嫌いな人


ーーーーーーーーー
おぉっと！そろそろ悪女きちゃう？きちゃう？

#33→←#31

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す