日向翔陽の妹は

#28 ページ31

夢主side
どのチームも8セット目をちょうど終えた

「フライング一周！」

「「ウス！」」

烏野…ずっと負けてる…

「あいつら何敗目だよ…」

「別に弱くは無いけど、平凡だよな！」

「な！」

「あのでかい1年じゃない？」

「いやぁ…あの眼鏡君なんかひょろっちいんだよな！」

「音駒連中の買いかぶりすぎじゃ…」

イッラァ…

ちょっと強いからって好き勝手言いやがって…

翔陽…影山くんまだなの！？

バシッ！

『いた…』

「お前ボトル握りつぶしてるぞ」

私の手の中にはべこっと握りつぶされたボトルが

『あ、、、すみません』

「お前でもムカつくことあるんだな笑」

このトサカ……怒

『一応人間ですからね。表に出てないだけで結構感情ありますよ。でもそろそろ。田中先輩の言ってたことが正しければ…』



バン！


勢いよく体育館の扉は開かれそこにはナイスバディのお姉さんが…

「おお！まだやってんじゃん！間に合ったな、上出来！」

「姐さん！」


西谷先輩のお姉さん？

「西谷のお姉さん？」

「いえ龍のです！」

「確かに…似てる」

本当だ…めっちゃそっくり…

ガラッ！

「あっ！」

翔陽！影山くん！

「主役は遅れて登場ってか？腹立つわ〜」

『私は影でコソコソ言っている方が腹立ちますけどね』

その途端さっき烏野をバカにしていた連中の肩がびくりと震える

「こぇ〜笑」









烏野は森然高校と試合

翔陽と影山くんいきなりだけど大丈夫かなー

余った梟谷学園は見学という事で、試合が始まる

ピーーーッ！

とすっ

バァン！

いきなり日向影山の変人速攻

「おい、なんだよ」

「すっげぇ、はやい」

「あんな速攻見た事ねぇ…」

だろうだろう？

「おぉ…。良いサーブ。やるなぁ…」

「あの途中から来た9番10番の速攻なんなんだ！？」


その試合はやっと烏野ノーペナルティ

「カッコつけてんじゃねぇーぞ！赤点遅刻組！」

確かに…笑









夜になってマネージャー達の部屋では女子トークで盛り上がっていた

白福先輩がお菓子をめっちゃ食べてて雀田先輩がそろそろやめなととめている


やばい白福先輩がお菓子を持って走り回り出した

(´^ω^｀)ﾌﾞﾌｫwww

やばいって…笑

声上げて笑えたらなぁ

その時白福先輩が盛大に転けた

『ﾌﾞｯ……アハハハハハハ!!!!!』

「Aちゃんが…」

「笑っ…た？」

『…って本当だ…』

表情が…戻った！？

「「『やったぁーーー！』」」

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