9代目のお孫さん来る！？ (ページ35)

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歓迎会 - 3 ページ35

ツナ「…あ！オレ何も用意してないよ！」

リボ「やべーな。

参加しねーとAを歓迎してないことになって9代目からお仕置きが…」

ツナ「ひぃぃー！！」

恐怖のあまり涙を滲ませるツナ。

これまで獄寺と組んできたが、彼の出し物は無理のあるものが多いため避けたかった。

そもそもビアンキのいる中で獄寺は動けるはずもない。

山本「ん？ツナ決まってねーの？

じゃ、オレの手伝ってくんね？」

ツナ「や、山本ー！」

違う意味で涙が出そうになる。以前体育のチーム分けで余った自分を引き取ってくれたことを思い出した。

ツナ「でも何を…」

ハル「気を取り直しまして、エントリ―ナンバー3、山本さんとツナさんです」

内容をよくわかっていないツナに、山本は野菜をたくさん渡してくる。

彼はバッドをいつも部活でやっているように構えた。

山本「よしツナ、投げてきてくれ」

ツナ「…えい！」

コントロールに自信はないが、山本を信じて投げてみる。

山本の目が一瞬鋭い光を灯し…

シュパパパン！なんときゅうりが真っ二つになった。

ツナ「切断するのー！？」

にんじん、たまねぎ、ブロッコリー…様々な野菜が斬られていく。

ぱちぱちぱち

「料理人顔負けだね」

リボ「後で野菜たっぷりカレーでも作るか。 90点」

ツナ(初めて普通に出し物したなあ…)

ツナは少し感動した。

ハル「山本さん、ありがとうございました！

お次は…」