歓迎会 - 2 ページ34
ハル「続きまして、プログラム2番。 このパーティーの目玉・参加者による出し物大会です!」
京子「まずはエントリーナンバー1、イーピンちゃんとフゥ太くんです」
出てきた2人の姿はいつもと違っていた。
フゥ太はズボンスタイルのチャイナ服を着、イーピンは三つ編みを上にピンと立たせている。
ツナ「…?」
フゥ太が右手を広げたかと思うと、イーピンは大きくジャンプしてそこに飛び乗った。
……逆さまに。
そのままバランスを取り始めるフゥ太に周囲がどよめく。
ツナ(ホウキとかでよくやるやつだ…)
「すっごいバランス感覚!」
リボ「イーピンの体幹があってこその技だな。 80点」
ツナ「って、おまえが点数つけんのかよ!」
Aの歓迎会なのにというツッコミは置いといて。
京子「イーピンちゃん、フゥ太くんありがとうございました」
ハル「続きまして、エントリーナンバー…」
??「ちょっと待ったー!!!」
バァーン 部屋のドアが勢いよく開いた。
京子「お兄ちゃん!」
情熱の炎を背後に燃やして立っていた男は京子の兄だ。
ハル「はひっ 乱入してきたのは笹川了平さん! 出し物は……」
了平「オレとムキムキ村といえば決まっている…
そう、極限に筋トレだあー!! まずは腹筋5000回!!!」
Aの手をひっぱり、一緒に筋トレを始めようとする了平。
リボ「長すぎるので失格」
了平「ぐはぁっ」
ショックで失神してしまった。
「えぇー!」
Aは結構残念がっている。
ツナ「やる気だったのー!?」
アホな2人についていけないツナ。 なんだか力が抜けてしまう。
リボ「おまえもやる気出さねーとな」
リボーンはニヤリと笑った。
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作者名:波紋セラーノ | 作成日時:2020年4月26日 16時