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『うわ、こんな時間…！！！』
パソコンに集中しすぎて、あっという間に外は暗くなっていた。風も少し肌寒い。
「あっれ〜、まだいたの？？」
『岡田先生おつかれさまです。体育祭のことやってたらこんな時間になっちゃいました。笑』
「初任にして大仕事、って感じだね〜」
『わくわくしてます、すごく！！』
「ちゃんと休みなよ〜あ、あとこれ。やんちゃ坊主たちからの贈り物じゃなーい？？笑」
いつも結んでいる髪の毛を下ろして、帰るモードの岡田先生。車のカギを握りしめた反対の手に、見慣れたコンビニの袋を１つ持っていた。
『？？それなんですか？』
「おつかれさま、だって」
『誰だろう、、、、、っていうか、いつの間に？笑』
「思い当たる奴らいっぱいいるね。よっ、幸せものめ〜〜！！！」
オロナミンCとチョコ、、、、
ちょうど甘いもの食べたかったなぁ、、、
『誰かな、この字』
目黒くんにしては、ちょっと文字が小さい？
深澤くんは漢字ほとんど書かないし…
岩本くんともちょっと違う…？
佐久間くんは、、、、と考えてるところで、思い出した。
『あっ、、、、！！！！』
いつ来たのかな、チャイムとか、そういうのは気付いてたからきっと音には気付けたはず。
じゃあもしかしたら、もう放課後だけど、かなり時間経っちゃったけど、、、、、
追いかけたら会えるかも知れない、この文字の主に。
『わ、たなべ、くん！！！』
慌てて荷物を持って、保健室を出る。
パソコン閉じ忘れちゃったかも、でもきっと鍵は閉めてきたから大丈夫。
久しぶりの全力疾走で、そこにいるかも分からない相手を追いかける。
誰かを待ってたのかな、委員会の仕事あったのかな、、、
会ったら、お礼を伝えて、それから、ちょっとだけ話をしたい。
『あ、！わたな…「好きです」
いつかの日に帰った道に、見覚えのある後ろ姿があった。もう暗いから、顔を見ないと分からないけど、でもきっとそうだと思った。
だから、思いっきり呼ぼうと思った。
誰と一緒にいるかも確認しないで。
「私、翔太先輩のこと好きです」
がつん、と頭を殴られた気持ち。
胸が苦しい、息ができない、苦しい。
翔太「えっ、がち？それ」
「はい！本気です。私」
その場にいられなかった、苦しさの中に、恥ずかしさもあった。
浮かれてたんだと思う、私。
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ぴよまる(プロフ) - あぴいさん» ありがとうございます…！3Bってほんとに可愛くて…。たくさんの中から見つけてくださって、ありがとうございます！最後まで頑張りますので、待っていてください◎ (2021年1月28日 9時) (
レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
あぴい - お話拝見させてもらっています！チャラめな高校生の3Bにキュンキュン止まりません(T . T)幼なじみの康二も…最高です！これからも応援しています！頑張ってください^ - ^ (2021年1月28日 5時) (レス) id: 6fa25682e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - ハルカさん» 嬉しいですっ！読んでくださってありがとうございます！ぜひ渡辺くんを見守ってあげてください！ (2021年1月24日 23時) (レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 気になって、一気読みしてしまいました！！ドキドキキュンキュンが止まりません！これからも更新、たのしみにしています！！ (2021年1月24日 8時) (レス) id: 6e1d4e84cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよまる
| 作成日時：2020年3月5日 14時
