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康二side
A不在着信
A不在着信
A不在着信
康二風呂入ってた!!どうした!?
康二ちょ、今家おる?
今日の部活は調子が良くて、るんるんで半身浴もしとった。おかんもチンジャオロース作ってくれて、もうハッピー！
と、思ったら、Aちゃんから謎の不在着信。
しかも何回もかけ直しても出ぇへん。
時計を見るともうすぐ20時を回るところ。
「おかん、ちょっとAちゃんの家行ってくんなぁ〜すぐ帰ってくる〜」
テレビを見てるおかんに声をかけて、髪も濡れたまま家を飛び出す。
「っ、なんで、電話出てくれへんのよっ！！！」
何かあった、と思う。
けど、俺に力になれるのかも分からん。
けど、俺にしかできないことがあるかも知れん。
だから、とにかくAちゃんの家まで走り続ける。
『……康二、、、』
もうすぐ着くよっていうところで、泣きそうになって、しゃがんでるAちゃんがおった。
「心配したで、ほんまに。もう、、、、」
『ごめん…』
一緒にしゃがんで、着てたパーカーを2人で肩にかける。
『スーパーマンみたい、康二』
「そりゃそうよ！Aちゃんのためならどこにだって飛んでくで！」
『ははっ…！』
いとこ、っていう距離がもどかしいなぁ。
みんなより近いように思えて、実はいちばん遠い距離なんかも知れん。
『康二、私ダメな先生かも』
「なんで？誰かに何か言われたん？」
『ううん…、そうじゃないけど』
視線は合わない。
どこか遠くを見てる、わざと俺と目合わせないようにしてる感じ
『私、正しくないこと、しそうになってる』
『先生なのに、』
力が抜けたようにまた泣き出したAちゃんの手を握って、一緒に並ぶことしかできひん。
誰にでも優しくて、明るくて。
Aちゃんは太陽みたいな女の子やと思う。
いつでも私は康二の味方だよ！
って言ってくれた昔の日々を思い出す。
あぁ、そうやったなぁって。
進路とかで悩んだ時とか、お兄と喧嘩した時とか、いつも味方でおってくれたんよな、Aちゃんは。
「Aちゃん、いつでも俺はAちゃんの味方やからね。忘れんとってね」
何か一つでも、彼女の力になれますように。
そっと願いを込めて、繋いだ左手に力を入れた。
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ぴよまる(プロフ) - あぴいさん» ありがとうございます…！3Bってほんとに可愛くて…。たくさんの中から見つけてくださって、ありがとうございます！最後まで頑張りますので、待っていてください◎ (2021年1月28日 9時) (
レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
あぴい - お話拝見させてもらっています！チャラめな高校生の3Bにキュンキュン止まりません(T . T)幼なじみの康二も…最高です！これからも応援しています！頑張ってください^ - ^ (2021年1月28日 5時) (レス) id: 6fa25682e2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよまる(プロフ) - ハルカさん» 嬉しいですっ！読んでくださってありがとうございます！ぜひ渡辺くんを見守ってあげてください！ (2021年1月24日 23時) (レス) id: c96c855ee5 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 気になって、一気読みしてしまいました！！ドキドキキュンキュンが止まりません！これからも更新、たのしみにしています！！ (2021年1月24日 8時) (レス) id: 6e1d4e84cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴよまる
| 作成日時：2020年3月5日 14時
