○＊インディゴ ブルー＊○Part2【名前変換】

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side加藤







余裕だな。




俺が1番危険人物なんじゃねぇの？？





俺は 増田の女には手を出さないってわかってんだ。







「大丈夫だろ？

あいつ お前しか興味ないよ？」






そうだよ





大丈夫だよ。








増田からAを奪ったりしねえから安心しろよ。







増田の大事なモノ これ以上奪うことなんて出来ねぇわ。









「んじゃ 行くわ」




増田はお会計を済ませ、店から出て行った。
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手越「Aちゃん ちょっと良いかな？？」







帰り際 2階から店長に呼ばれるA。





「待ってるから、行ってこいよ」





『うん ありがとう』







慌てて2階に上がって行った。









あいつの友達の話かな？？







ま、店長のターゲットがAじゃなくてよかったわ。









って何考えてんだ？俺は。








あいつは増田の彼女じゃねぇかよ。









Aのコーデしたディスプレイを眺めて思う……。







あいつの彼氏が俺の全然知らない奴ならよかったのに。







よりによって なんで増田なんだよ。







『お待たせ〜』






「おう」







2人でお店を後にする。







『貴久と友達だったんだね？』







「あぁ。

お前のヤキモチ妬きの彼氏がまさか増田だったとはね(笑)」








『こんな 偶然あるんだね〜』








なんか 嬉しそうな Aに複雑な感情が湧き上がる。







でも 俺は必死になんとも思ってないフリを演じるんだ。









「増田って甘え上手だろ？(笑)」







『うんうん(笑)めちゃくちゃ甘え上手(笑)

なんかこっちが 怒ってても 甘えられると許しちゃう自分が悔しいよ(笑)』







「あはは(笑)そう言うところは俺の前でも一緒だわ。


ま、あいつの壁を作らない性格に俺は助けられたんだけどな」







そう 増田にはホント感謝してるよ。




不器用で 自分の感情も上手く出せない

こんな扱いにくい俺なんかと仲良くしてくれて。









『私ね、嬉しいよ！

貴久の交友関係全然知らないから。



シゲくんが貴久の友達で嬉しい！』







「そっか？(笑)」








嬉しいんだ……






俺はお前の彼氏が 増田じゃなければよかったと思ってるよ。









こんな 巡り合わせを恨んでるよ。

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