○＊インディゴ ブルー＊○【名前変換】

Blue 32 ページ33

開店15分前








のりちゃん「Aちゃーん！」









奥の方からのりちゃんに呼ばれる。








慌てて声のする方に行くと






ニコニコ笑いながら







のりちゃん「ここの ディスプレイのコーディネートお願いします♪」








って言われた。








早速 加藤くん、話してくれたんだ。









『ホントに私で良いの？？』








のりちゃん「良いの 良いの♪好きなようにやっちゃって(笑)

テーマ決めるとイメージし易いかもね？」









テーマかぁ……







なんだろ……




ふと 浮かんだ 貴久の顔。









やっぱり、”久しぶりに会う彼氏とのデート”かな？









私は、オシャレな貴久に私の服装も可愛いって思われたいっていつも思いながら 服選んでるもん。








加藤くんも私のファッション好きって言ってくれたし、こんなチャンスくれたし、ちょっと頑張ってみよ。








そんな事を考えながら 所狭しと並んでいる服の中からイメージに合うものを数枚ピックアップ。









何パターンかコーディネートを作り、1番しっくりきたものを全身ハンガーに着せていった。









重ね着好きな私としては
冬ファッションは得意分野なんだけどな









薄着になるこの時期 ちょっと難しいな〜








悪戦苦闘しながらも、流行りのアイテムを取り入れつつ、ちょっぴりカラフルなコーディネートに。







壁ぎわに掛けて、ちょっと離れたところから見ていると







小山「あれ？Aちゃんがディスプレイしたの？？

新鮮で良いね！

こんな格好で彼女が現れたら 人目も気にせず 抱きしめたくなっちゃうな(笑)」







『あ、小山くん。

ありがとう。

加藤くんがディスプレイするチャンスくれたから、ちょっと頑張ってみました。(笑)』









小山「へぇ〜 シゲが？？

Aちゃんのセンス俺好きだよ。」







なんか褒めて貰って嬉しすぎるよ。









二人で並んで壁に掛けた服を眺めていると、店内に洋楽の有線が流れ始めた。



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只今 レジ横で休憩中。






井ノ原「あそこのディスプレイ Aちゃんがしたの？？」






『あ、うん。のりちゃんにアドバイス貰ってやってみました。』

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