漆 ページ8
「何でこんなにすぐ鬼が出るのでしょうか。」
なぜだ。
しかも夜の任務かい。
「しらねェよォ」
ですよね。
「不死川さんとご一緒するの久しぶりですね。」
稀血同士の私達はあまり共に任務することはない。
「いやなのかァ」
と睨まれる
「いや、そういう訳じゃな、」
私が言葉を言い切る前に
ぼとっ
と背後から鈍い音が聞こえた。
「流石柱。」
落ちた鬼の頸を見ながらパチパチと手を叩いているうちに気配を感じる。
斬られた鬼とは別の鬼がいた。
スッと横にずれるとさっきまで私がいた地面は粉々に。
「うわぁ」
何て呟いて逃げる体制を取ると私の前に不死川さん。
瞬きをしたら頸が落ちた。
本当に凄い。
バッと振り返った不死川さんが私の方へ来る。
肩を掴まれて
「大丈夫か!!?」
元々目が大きいのにさらに開いて聞かれたので
「守っていただいたので大丈夫です。」
ほら、と一回まわって見せると
大きなため息をつかれた。
130人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あずき。(プロフ) - つばきさん» ありがとうございます!! (2019年11月8日 19時) (レス) id: 649f8509af (このIDを非表示/違反報告)
つばき - 面白い! (2019年11月7日 7時) (レス) id: 7c96c23d45 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あずき。 | 作成日時:2019年11月4日 19時