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―――夜―――
今日はユータ、いつもより更に帰りが遅くて、夕飯も食べてきたからいらないとかで、さっさとお風呂に直行してしまいました。
ワタルさんがなんかイラついてて、怖くなったので早めに自室に戻る。
今日はもう寝よ…。
……あ、結構すんなり寝れる。
昼間暇すぎてがっつり昼寝したのに…。
おやすみ…。
…。
……。
………。
……………。
ガチャ！
Ｔ｢とーしくん！」
Ｔ｢としくん。ねぇ、としくーん」
ユータがベッドに飛び乗って、俺を掛布団ごとホールドする。
Ｍ「ユータぁ。なに、どーしたの？」
Ｔ｢疲れだぁー」
そう言ってユータは、コテッと俺の胸に頭を預ける。
Ｍ「毎日、遠くまで行ってるんだからそりゃ疲れるでしょ。
明日も行くの？」
Ｔ｢…明日は行かない。
はまちゃん、しばらく地元に戻るんだって。だから当分行かない」
ユータは俺を枕にしたまま、そう言った。
顔は見えないけど、しばらくはまちゃんと釣り出来なくなるのが淋しいんだろうな、ってわかるトーンで。
Ｍ「そっか…」
当分行かないのか…。
Ｔ｢淋しかったんでしょ！」
突然、ユータが笑いながら顔を覗き込んでくる。
Ｍ「…うん」
素直に答えると、
Ｔ｢もー。しょーがないなー、トシくんは」
なぜか俺の布団に潜り込んでくる。
Ｍ「ちょっ、狭い狭い！落ちるって…」
なぜかぐいぐい俺を押してきて、
ドンっ
Ｍ「いてっ」
落とされました…。
Ｍ「もう、ひどいよー。何すんのー」
立ち上がると、ベッドの真ん中を占領してたユータが、少し横にずれた。
Ｔ｢今日は、一緒に寝てあげるー」
Ｍ「まじ？」
Ｔ｢うん、まじ」
Ｍ「あざーす！」
遠慮なく、というか俺のベッドだけど…空いたスペースに入り込む。
Ｔ｢つーか、昨日。夜中。
おまえ、寝ぼけて俺の部屋に来たの覚えてないでしょ」
Ｍ「え？ウソ！全然知らないよー。
無意識に俺の身体がユータを欲してるのかなー。ここ最近ユータロスだったから。ははは」
Ｔ「Aの部屋にフラっと行っちゃわないように、今日は俺が監視しといてやろう」
あれ、なにげにスルーされた？
Ｍ「…おねがいします」
Ｔ｢俺も……」
Ｍ「ん？なに？」
Ｔ｢なんも言ってない！おやすみ！」
Ｍ「あ、うん…おやすみ」
｢俺も最近、トシくん不足だったかも…」
end.
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まり(プロフ) - 玉森カイト様☆コメントありがとうございます。長いこと読んで頂いて嬉しいです！いつも最終的にふざけてしまうので、たまには甘めのを…と思い彼女設定にしてみました。これからも末長くよろしくお願いします。 (2017年7月26日 1時) (
レス) id: d3267cea36 (このIDを非表示/違反報告)
玉森カイト(プロフ) - こんばんわ！このお話、1から見てます！もう熱狂的なファンみたいな感じですwたまには普通の彼女設定もイイですね！これからも更新、頑張ってください！(●'д')bﾌｧｲﾄです！応援してます！ (2017年7月26日 1時) (レス) id: 908cf2c3e1 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - 桜様☆コメントありがとうございます。頑張って更新しますので、よければまた覗きに来て下さい(*´∀｀) (2017年6月25日 0時) (レス) id: d3267cea36 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - すごく素敵な作品で大好きです(^^*)これからも応援しています(*^^*)まりさんのお話は全部好きです！ (2017年6月24日 22時) (レス) id: 54b9345723 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まり | 作成日時：2017年6月11日 1時
