「chaosと書いてケイオスと読む」① (ページ4)

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姫君の憂鬱ページ4

さっきから目の前に飛んでくるゴミ(鳥)をサーベルで切り落としているのだが...。面倒になってきた。ドラム式マシンガンを召喚する。そのドラム式マシンガンをヴァイオリンに、サーベルを弓に見た立てる。
「森羅万象(ホロプシコン)第9楽章因果還元」
今まで聞こえていた鳥の鳴き声が止む。そう、この物語から「鳥がいる」という設定を消したのだ。ついでに避けるのが面倒だった空中都市も消した。
「読者諸君、余は物語に干渉する術を持っているのだよ。その気になればこの世界を滅ぼすのも容易いこと...。しかし、読者諸君はそのようなことは望んでないだろう。もっと熱い戦いを、サービスショットを...。読者諸君のご期待に添うべく寝顔でもご披露しようではないか...。」
地上に降りた余は木陰にベッドを召喚する。ベッドに入る前にシャワールームを召喚し、服を脱いで入る。
「おっと、覗き見はさせないよ。余の力にかかれば...。」
局部にモザイクが入る。
「未成年の読者もいるだろう...。見れなかったことは未成年を恨むことだな。」
シャワーを浴び終えベッドに入る。暖かい日差しの中スヤスヤと寝る。

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