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〜Aside〜
ーハーツラビュル寮 談話室
リドル｢いいかい?まず､
こうかけたときに長くなる方を……｣
A｢長くなる方を……｣
ー数分後
A｢ハートの形になっちゃった……｣
リドル｢なぜ､僕が最初からついているのに
いつの間にか違う結び方になるんだ………?｣
ケイト｢あれっ?Aちゃんじゃん!
今日もトレイくんにおやつ貰いに来たの?｣
リドル｢ケイトか｡昨日言っていただろう?Aに
ネクタイの結び方を教えているんだ｡｣
ケイト｢あー!昨日言ってたやつか〜!
で､調子はどう?できそう?……って言っても
Aちゃんの首元を見れば
上手くは言ってなさそうだけど……｣
A｢もう僕には無理なんですよ……
ネクタイとはどうしても気が合わない……｣
トレイ｢お疲れ様｡休憩がてらにお菓子はどうだ?｣
A｢トレイ先輩…!ありがとうございます!
(´〜｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞ……ウメェー!!
まじでトレイ先輩神!｣
リドル｢A｡トレイのお菓子が美味しい
のはわかるけど､行儀が悪いよ｡｣
トレイ｢あの調子だと上手くいってないみたいだな…｣
リドル｢ああ｡最初から僕が説明を
しているんだが､いつの間にか違う形
になっているんだ……｣
ケイト｢そこまでいくと､もはや才能だね……｣
エース｢プハッw何だよそれ?
ハート型になってんじゃんw｣
デュース｢おい､エース｡Aは頑張っているのに
そんなことを言ったら可愛そうだろうw｣
A｢何だよ〜?煽りに来たの?エース｡
デュースも笑ってるし……モグモグ｣
デュース｢なっ､僕は決して笑ってなんか…w
いないぞ……｣
A｢笑ってるじゃん……もういいもん!
毎朝ユウくんにやってもらうから!
どーせ僕にはできないし(｀⌒´)ﾌﾟｲｯ!｣
エース｢あのさ､思ったんだけど､ネクタイ
結べないんなら寮長みたくリボンにすれば?｣
A｢確かに……でも､リボンを買う金すら
惜しいんだよウチの寮は…
ここ名門校だから制服代高いし､
学費も高いし､元々こっちの世界には
一文無しできたから今は学園長から
お小遣い貰って食いしのいでるし｡
異世界人だから身分証なくて､バイトも
まともにできないしで……｣
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作者名：ぺたんさん | 作成日時：2024年3月1日 22時
