40話 ページ41
〜Aside〜
デュース「先ほど学園長が言っていた通り
魔法は万能ではない。
強くイメージ出来なければ
魔法は具現化しないんだ。
大がかりな魔法や複雑な魔法の
使用には特訓が要る。」
エース「だから魔法学校があるんだけどね。
パッと思い浮かべた通りに魔法を使うには
かなり練習が必要ってワケ。
ぶっちゃけ、テンパってるとミスりやすい。」
ユウ「だからグリムは火しか出せないんだ……」
グリム「んなっ！こ、これからもっとすごい魔法を
使えるようになるんだゾ！
オ、オレ様はまだ本気出してないだけなんだゾ！」
いつも優しいけど、時々、
さり気なく厳しい言葉が出るユウくんも好き……
デュース「とにかく、僕はなんとかしてあいつを
倒して魔法石を持ち帰る。」
エース「だーかーら。お前さー
シャンデリアの時といい実は相当バカでしょ。
さっき全然歯が立たなかったくせに
「なんとか」ってなに？何度やったって同じだろ。」
デュース「なんだと！？お前こそ……」
グリム「また始まったんだゾ。」
ユウ「……2人ともいい加減にしてよ！！」
デュース&エース「!!」
A「思ってたよりも、覇気があるな……」
グリム「うわっ。ユウ、いきなり
デケぇ声出してどうしたんだゾ。」
ユウ「そんなだから2人とも歯が立たないんだよ。
もう少し協力しあおうよ。」
エース「……この突っ走り真面目クンと？
ヤダね。絶対ヤダ。」
デュース「突っ走り……！？俺だってゴメンだ！」
ユウ「僕はちゃんと作戦を立てるべきだと思う。」
エース「作戦？それってみんなで仲良く協力しろってこと?
ハッ、なにソレ寒ッ。
よくそんなダッセェこと真顔で言えんね。」
デュース「同感だ。こいつと協力なんか出来るわけない。」
グリム「でも……。
入学初日で退学って、もっとダセー気がするのだ。」
A「僕はグリムに同感かな。」
エース「うっ、それは……」
デュース「……………。」
ユウ「み、みんな、僕に1つ提案があるんだけど……」
エース「……はぁ。わぁったよ。
やればいいんでしょ、やれば！
ーで、どんな作戦？」
それからユウくんは作戦を語り始めた。
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共喰い(プロフ) - とっても面白いですね！更新頑張って下さい！ (8月23日 20時) (
レス) @page3 id: 8177cc75fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺたんさん | 作成日時：2023年1月13日 1時
