イルマ編：晴れた青空と、君と僕。6 ページ16
「…！！」
『〜♪、〜〜♪』
そっと見るとAちゃんが歌っていた。
気付けば僕はAちゃんを後ろから抱きしめていた。
『…っ、イルマさん…っ、？』
「Aちゃん…っ、あのねっ、
僕、悪魔じゃないっ、人間なんだ…っ、！」
僕の声が響いた。
『…っ、え、？』
「ずっと言いたかった…っ、だけど、怖くて言えなかった…っ、けど君には言いたかった…っ、！」
Aside
“君には”。その言葉が私の鼓動を早くさせる。
『な、んで…、』
ほろ、と涙が頬を伝った。
イル「っ、
それほど、Aちゃんが大好き…っ！
僕は…っ、貴方を一人の女性として好きなんです！！
だから…っ、その…僕と、っ…一生の愛を誓ってくれませんか…？」
こんな、どうしようもない悪魔の私を許してくれるのか。
答えはもうわかっている。“優しすぎる人間”だから。
私は後ろを振り向き、イルマさんの顔を見る。
『…知ってました…っ人間だってことを…っ、
私のお父様は人間でした…っ、だけど悪魔に食べられて
亡くなりました…。その事は私の家族以外知りません…っ
貴方も…っ、私のお父様のようになってほしくない…っ！！
だから、だから…っ、』
“私に関わらないで下さい”
その言葉は、イルマさんの唇によって塞がれた。
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きょちゃちゃ - 読み終えました！最後、夢主ちゃんが結ばれてよかったです！ (2022年12月4日 17時) (
レス) @page43 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
きょちゃちゃ - 零々さん» はい！無理をしすぎると壊れてしまうので、信頼できる人などいれば、相談するのもありです！僕はいつでも作者さんの味方です！ (2022年12月4日 17時) (レス) id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
零々 - きょちゃちゃさん» 心配させてごめんなさい。辛いのは私だけじゃないんだって思うと胸が苦しくなると同時に少し安心しました。絶対に完結まではするのでこれからも応援よろしくお願いいたします！ (2022年11月27日 19時) (レス) id: e63a52492a (このIDを非表示/違反報告)
零々 - ni-kanaさん» 最初から大変でしたのにありがとうございます！！更新頑張ります！応援ありがとうございます！ (2022年11月27日 19時) (レス) id: e63a52492a (このIDを非表示/違反報告)
きょちゃちゃ - わぁぁ、面白すぎます！！作者さん、僕はいじ/めにあってます。でも、それを乗り越えていくことが大切だと思います。それに、作者さんには僕たち読者がいます！なので、辛いときは我慢しないでください！応援してます！無理しないでくださいね！ (2022年11月20日 19時) (レス) @page35 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零々 | 作成日時：2022年8月16日 12時
