6.俺の誇り ページ6
“A。諦めるな！！！”
お兄様…？どこ…？どこにいるの…？
“A。お前なら出来る。”
…無理だよ。一度も勝ったことがないもの…
“胸を張れ。大丈夫だ。”
…どうして、どうしてそんなに自信が持てるの…？
“お前は俺の誇りだから。”
『…ｯ。まだ諦めない…！！！』
ｼｭｯ
ロア「…！！(頬。少しだけど、カスった…。…成長してんな。)」
『ｯ、ここで、絶対に貴方に勝ってみせます！！』
ロア「…それでこそ、俺の弟子だ。」
そういって師匠はニイッと笑った。
『ｯ、』
ｶﾞｷﾝｯｶﾞｷﾝｯｶﾞｷﾝｯｶﾞｷﾝ!!!
師匠の動きのスピードが速くなった。
もう目で追えなくなっている。
…、集中。少しでも集中しなさい！！！
風の音をよく聞いて、それ以外なにも聞かない。
『っそこ…！！！』
ｶﾞｷｨﾝｯ
ロア「！！…へぇ…、」
師匠はまた笑ったあと、木刀を落とした。
『…？』
ロア「…今回は俺の負けだ。」
『…え？でも、まだ勝負はついてな』
私が言っている途中に、師匠から抱きしめられる。
『ｯ、え、ししょ』
ロア「…いいから、黙ってろ。」
師匠は抱きしめてる腕の力を強くした。
ちょっと苦しいけど、嬉しい。
ロア「…お前から手を振り払われた時、むっちゃ
寂しくなった。」
『ｯ、え？』
ロア「何故だかわからなくなった。お前は俺の心を
いつも大きく動かす。…お前も聞こえるだろ？」
少しだけ耳を澄ませると、どくどくと鼓動が速かった。
ロア「…俺はお前が笑顔でいられたらいいと思ってた。
だけど、違った。…お前の頭を俺でいっぱいにしたい。」
『っし、しょ…。』
恥ずかしすぎて師匠の顔を見れない。
ロア「…A。＿＿＿＿＿＿＿。」
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黒灰白サブ(プロフ) - 零々さん» 体調には気をつけて下さい‼︎ (2022年7月8日 8時) (
レス) id: 7e035f9f77 (このIDを非表示/違反報告)
零々 - 名無しのメダカさん» お疲れ様でした！後編も頑張りたいと思います！！ (2022年7月8日 7時) (レス) id: e63a52492a (このIDを非表示/違反報告)
零々 - 聖無レイさん» ありがとうございます！ロアさんとの関係はどうなるんでしょうね…。 (2022年7月8日 7時) (レス) id: e63a52492a (このIDを非表示/違反報告)
零々 - 八知。さん» できるだけ無理しないように頑張ります！！笑 応援ありがとうございます！ (2022年7月8日 7時) (レス) id: e63a52492a (このIDを非表示/違反報告)
零々 - 黒灰白サブさん» 期待に応えられるよう全力で頑張ります！！ (2022年7月8日 7時) (レス) id: e63a52492a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零々 | 作成日時：2022年5月18日 18時
