29.ロアの家系能力 ページ29
ロアside
死神「あ〜あ…残念だなぁ…君が裏切るなんて…」
Aの使い魔達にAを預け、死神のもとへ歩む。
ロア「…お前は今日ここで…決着をつける。」
死神「…っは、は…あはははは!!♡
【最後に残す言葉は?】」
_____________
「そこにいんのはわかってんだよ。出てこい死神。」
死神「ありゃ。バレちゃったかぁ。…ロア、くんだよね?
【あの子を殺されたくなければ僕に従って?】」
___次の日_____
バラ「えっ、悪周期になれる薬?でも」
「頼む…。俺には…アイツを…Aを、幸せに出来ない…」
バラ「…」
____電話をしていたとき____
『う〜ん…最後に悪周期になったのはあまり覚えて
いないんですよね…。』
「…そうか。」
____________
Aの言う通り、俺は悪周期になる薬を飲ませた。
俺は…Aが悪周期になったら少しは楽になると思っていた。
けど、結局アイツはアイツだ。何も変わりやしない。
なら、
「…帰せ。」
死神「ん?」
「俺の妹達も…Aの兄弟達も…今すぐ帰せよ。
…俺らの…一番の宝だったんだよ…。
だから…次はお前からAの宝を奪わせねぇ!!
かかってこいよ…!!クソ雑魚が!!!」
紫虎「ガァアァァア!!!」
足に力を込める。俺の…“家系能力”…。
「《漆黒龍神》」
黒い龍神が、死神と虎に襲いかかる。
ウンディーネside
「っお願いっ、…お願いお願いお願い…!!」
エル「傷が…深イ…っ…」
私達がA様を見たときは言葉も出ないくらい驚いた。
こんなにボロボロになった悪魔は見たことがない。
全身血だらけで、意識もあるか無いかもわからないくらい
毒の巡りも早くて手を触ってみてもビクともしない。
緊張で視界が歪む。助けないと…。助けないと…!!
エル「そろそろ…限界ッ…!」
もうだめだ。そう思ったとき、誰かから魔力を注がれる。
サラ「俺の…魔力を使え…」
ノー「僕…のも…」
エル「!!サラマンダー、ノーム…」
少し回復していた二人が少し魔力をくれた。…けど…
まだ…、
子供「っボクのも…つかって!!」
そういったのはA様が助けた子供達。
子供「すこし…だけど…、が、がんばって…!」
っ、私が泣いちゃいけないでしょ…。
「…絶対、助けだすわよ…!」
だから…お願い、早く…目を覚まして…!
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零々 - ながれぼしさん» 30!?目が枯れないよう気を付けて下さい…!褒めてくれてありがとうございます…!最後まで絶対に頑張ることを約束します…! (2022年8月17日 22時) (レス) id: e63a52492a (このIDを非表示/違反報告)
ながれぼし - 僕、凄く感動系弱くて30回位泣きました。それくらいストーリーが凝ってて面白かったです。本編にあってもいいくらいです。最後まで、頑張ってください。長文失礼しました。 (2022年8月17日 21時) (レス) @page50 id: 34ab35433e (このIDを非表示/違反報告)
零々 - 八知さん» 確かに少し寂しい気持ちもありますね…。けど、皆さんに最後まで見てくれたら、私はそれで充分です…!更新も頑張ります…!応援ありがとうございました…!! (2022年8月16日 12時) (レス) id: e63a52492a (このIDを非表示/違反報告)
八知 - パスワードの件やアンケートの件など色々ありましたがついに6章完結...!!次が最終章ですか... 楽しみな気持ちもあるけどやっぱり少し寂しいですね!更新も無理せずやり遂げてくれたら嬉しいです!!この作品は私の中で1番最高な作品なので何回も見返したいなと思います!! (2022年8月12日 23時) (レス) @page50 id: c8549fa0cb (このIDを非表示/違反報告)
零々 - みんむーさん» そうですね…自由回答を一時消してみます。ご意見ありがとうございます。迷惑をかけてしまってすみません…。 (2022年8月10日 18時) (レス) id: e63a52492a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零々 | 作成日時:2022年7月9日 16時