心の傷〜第六章〜【魔入間・魔d!】

28.大好き ページ28

自分が我慢すればいいと思っていた。



けど、それを師匠が私を悪周期にしてわからせてくれた。



















『私は…っ、



問題児の皆さんがっ！！



我々師団の皆さんがっ！！！



先生達が…っ！！！



師匠が…！！！



















…っ、魔界一大好きなんですっ！！！！！』



ルア？「…」



次は爪が太ももに引っかけられる。



『っ、だから…っ、だから…！！！』



また、“悪女さん”が手をあげる。私の命なんて惜しくない。



『幸せを壊す奴が…悪魔が！！！！！！



















魔界一、許せないんです…っ！！！！！！！！！』












ぎゅっ、と目を瞑る。目を開けたら私はどこにいるんだ
ろうか。いいところなのかも、悪いところなのかも
わからない。



ガキンッ！！！！


















「…っはは、俺も…お前の事が大好きだよ。」



















『…っ、』




はっ、と目を開ける。目の前には悪女さんの攻撃を止める…



















『っ、、…ロアさん…っ！！』





涙がこれでもか、っててくらいあふれる。けど、今はそんなことどうだっていい。





ロア「…よく、頑張ったな…。流石、俺の“弟子”だ。」




『っあ、…ぁ…』




ロア「もう大丈夫だ。…後は俺がやる。」

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