初めまして、転入生です。【ポケモン】 (ページ2)

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一日目ページ2

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「アローラ、A！」
「博士！アローラ、です！」

飛行機に揺られて数時間
私は目の前にいるククイ博士に呼ばれてアローラ地方へとやってきた

故郷を旅立つのは寂しかったがこれからの生活を考えれば我慢出来ることだ
なにより学校に通えるのがすごい楽しみで、それが目的とも言える

まあそれを言えばククイ博士は驚くと思うので別に言わないけど
この人、お節介から学校の手続きしてくれたからさ、そう言えば喜べばいいのか戸惑えばいいのか分からなくなりそう

そんなことを考えてる私に博士は緊張してるのか捉えたのかと笑って爆弾を落とした
「今から新しい仲間と会うんだ、もっと楽にしようぜ！」
「……へ？今から？」

私の返答が意外だったのか、驚きを隠せない博士に一言だけ聞いてみる
「まさか、これから学校ですか…？」
「あ、ああ。今日から通うことになってるんだが……知らなかったのかい？」
「……はい」
「なら僕のミスだね、すまない
これから学校に向かっても大丈夫かな？」

まあ確かに驚きしかないけど、これに否定する理由はない
「もちろん、大丈夫です！」

こうして私はアローラ地方へとやってきた
これからどんな出会いが何が起きるのかも知らぬまま

私は博士と共に進むのだった