鶴が二十四羽 ページ26
いつの間にやら夏が過ぎ季節は秋に変わる。じりじりと肌を焼く日差しも温かく柔らかいものに変わり風も冷たくなった。
｢げほっ、…っこほっこほ｣
いやー今日は寒いねー
どうしたのって？いや、何でもな
｢ごほっこほっ｣
おはようございます。鶴丸国永になって早数ヶ月。
風邪をひきました
あれー？おっかしいなー、神様も風引くんだね！初耳だよちくしょう！！
やっぱあれか、釣りしている陸奥守と和泉守を驚かせようと池で潜水したのがダメだったのか。それとも最近寝不足気味だったのが悪かったのか。
取り敢えずだるいけど動けないほどじゃないかな。
｢あ！鶴丸さんおはよう！｣
｢……おはよう｣
早速出会ったのは起き抜けも元気なアホ毛、否鯰尾と歩きながら寝ている骨喰。
｢おはよう。今日もいい天気だな！今日も皆に驚きを届けるぞ！｣
｢そうですね！今日は何をしましょうか！？｣
目をきらきらさせる鯰尾とはよく気があってイタズラ常習犯だ。君の兄上からも怒られるんだが……まあいいか←
｢今日は出陣があるからまた後でだな。｣
｢そうですか。頑張ってください！ってあれ、鶴丸さん顔赤くないですか？｣
｢そ、そうか？別になんともないけどな。ほら、早く行こう。腹が減ってちゃ戦は出来ない、だからな！｣
少し心配そうにしながらも2人とも素直についてくる。何だか雛みたいでかわいい。
朝食が終わると出陣組は一度部屋に戻り支度を始める。
｢君達よろしくな｣
刀装達に声をかけるとやる気に満ちた顔でうんうんと頷く。
(*ﾟ▽ﾟ)*｡_｡)*ﾟ▽ﾟ)*｡_｡)
こんな感じかな。可愛い。
丁度準備が終わる頃、一期が呼びに来た。
｢鶴丸殿、そろそろ時間ですぞ。おっ、ちゃんと着替えれたようですな。感心感心。｣
｢くっ、もう忘れてくれ……。｣
初陣の時、実は構造が難しかったこの服。着替えるのにかなり苦心して着替えはしたもののぐちゃぐちゃで大変な事になっていた。
｢ほら、出発するんだろう？早く行くぞ！｣
｢はいはい。｣
2人で肩を並べて歩く。こうして見ると私の方が背が高い？
｢俺の方が背が高いな！｣
｢その厚底靴で言われたくありませんな。それに｣
｢わっ！？｣
｢私の方が力があります。｣
ひょいっと軽くお姫様抱っこをする。人生２度目のお姫様抱っこ。
何なの、ここの一期一振は天然なの？いい加減恥ずか死にそう。誰か私を埋めてくれ。
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まな(プロフ) - そうです(笑)私が┌(┌＾o＾)┐も好きなのでそう見えるかも知れませんね(笑)┌(＾o＾≡＾o＾)┐ (2016年11月28日 20時) (
レス) id: 44d219897e (このIDを非表示/違反報告)
綾 - 凄く面白いです！夢主ちゃん見た目男だからBのLっぽいけど女の子だよね？ (2016年11月26日 20時) (レス) id: bce7b82e52 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - いや、紙だなんてそんな(照) (2016年11月6日 23時) (レス) id: 42494cb595 (このIDを非表示/違反報告)
篝 - まなさん» いや、神は貴女だ。 (2016年11月4日 21時) (レス) id: 892b25096f (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 皆様ありがとうございます!!!こんな駄作を面白いと……( ﾟдﾟ)ﾊｯ貴方が神か!!!これからもご愛読のほどよろしくお願いします！ (2016年10月19日 18時) (レス) id: 42494cb595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピエロ | 作成日時：2016年8月23日 2時
