鶴が十九羽 ページ20
あれから数日後、誉れを取り主にも褒められこれからも出陣出来るようになった。
まぁ長谷部曰く
｢合格ラインぎりぎりだな｣だそうですが。
錬度上げのためにここ最近では連続出陣だった。しかし驚く事にこの鶴丸国永はなかなか練度が高かったらしくある程度出ればいいそうだ。
ということで今日は久ぶりの非番。
やる事が無くうろうろといろんな部屋を行ったり来たりすると宗三と青江という珍しい組み合わせを見つけた。
｢よっ、宗三、青江。｣
｢あ、鶴丸さん。今日非番だったんだね。｣
｢おう。久しぶりの休みだぜ！｣
｢ふふっ、良かったね。｣
よく短刀たちの遊び相手や大人達に絡まれる青江はよく私なんかにも構ってくれる。
｢2人は何処かに行くのか？｣
いつもと違う主から貰ったオシャレな私服に身を包んでいる。青江と宗三は少し迷うようにアイコンタクトを取る。言いにくいことだったのかな？っと内心どきどきとしていると宗三の口が開いた。
｢貴女、甘味は好き、でしたよね？｣
何やら期待のこもった目で見てくる。
甘味？ってお菓子の事だよね？
そういえば光忠の作るお菓子って美味しんだよね。
｢好きだぜ。甘いものなら何でもござれだ。｣
｢なら話が早いです。一緒に甘味処へ行きましょう。どうせ暇なのでしょう？｣
｢良いのか！？行く！！！｣
｢じゃあもう行くので用意をしてきてください。｣
わかった！と叫んでばたばたと廊下を走って部屋へ戻る。まるで子供のようだと笑った2人の瞳の色は優しい色をしていた事を私はまだ知らない。
★☆★☆★☆
｢はぁ〜美味しかった！！こんなに美味しい店があったんだな。｣
｢そうですね。ここは当たりでした。｣
何時もは皮肉ばかりの宗三もホクホク顔で大満足なようだ。
｢気に入ってもらえてよかったよ。｣
此処は毎日戦で頑張っている刀剣達を労うためにつくられた知る人ぞ知る有名な店らしい。
このお菓子を食べるの会は今の所宗三と青江の2人で今日から私も時々参加出来ることになった。
｢でも、君達甘いものが好きな割に余りが出た時貰いに行ったりしないよな。｣
こっそりこんな会開いてまで食べたいなら貰えばいいのに。
しかし青江と宗三はふるふると静かに首を振った。
｢短刀の子達はいい子です。私達が甘味が好きだと言ったらきっと譲ってくれるでしょう。しかしですね！！それじゃダメなんですよ！｣
だからこうして甘味処に来ていると。
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まな(プロフ) - そうです(笑)私が┌(┌＾o＾)┐も好きなのでそう見えるかも知れませんね(笑)┌(＾o＾≡＾o＾)┐ (2016年11月28日 20時) (
レス) id: 44d219897e (このIDを非表示/違反報告)
綾 - 凄く面白いです！夢主ちゃん見た目男だからBのLっぽいけど女の子だよね？ (2016年11月26日 20時) (レス) id: bce7b82e52 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - いや、紙だなんてそんな(照) (2016年11月6日 23時) (レス) id: 42494cb595 (このIDを非表示/違反報告)
篝 - まなさん» いや、神は貴女だ。 (2016年11月4日 21時) (レス) id: 892b25096f (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 皆様ありがとうございます!!!こんな駄作を面白いと……( ﾟдﾟ)ﾊｯ貴方が神か!!!これからもご愛読のほどよろしくお願いします！ (2016年10月19日 18時) (レス) id: 42494cb595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピエロ | 作成日時：2016年8月23日 2時
