後輩の苦悩 ページ18
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俺は、Aさんの言葉に納得出来ないでいた。結局あれ以上の事は教えて貰えず先輩は仕事へと戻ってしまい、俺の中にはひたすらに疑念だけが残されて後味が悪い。
トントンさんがAさん以外の誰かを見てる？有り得ない。あの人があんたに送ってる視線が、どれだけ優しいものかを知らんのか。
このモヤモヤを引きずったままでは仕事も手につかなそうなので、結局連絡を入れる前にトントンさんを呼び出した。本人に直接聞いてしまえばいい。結果なんて分かりきっているけれども。
「すみません、お忙しいのに」
「いや、かまへんよ。……で、さっきの話か？」
「はい。あの、ちょっと気になることがあって」
人通りの無い廊下の踊り場で、未開封の缶コーヒーを手で弄ぶトントンさんが視線を床に落とす。
「まず、彼氏はいないそうですよ。コネシマさんの勘違いです」
「そ、か。……まぁ、そんな気はしとったけど」
そういう割には安心しきったように笑うから、やっぱり疑うまでもなくこの人はAさんが好きなんだと再確認させられた。
「で、トントンさん。Aさん以外に好きな人とか、何となく忘れらへん人とかっておるんですか？」
「……は？」
「ええから、答えて下さい」
「い、いや、そんな人おらんし、思い当たらんけど……」
「……そうですよね」
ほら、やっぱり。きっとAさんは何か勘違いしているに違いない。そんな事で二人がすれ違ってしまうなんて、聞いてしまったからには放っておけない。お節介だと分かってはいるが、このままじゃ二人は一生報われないままな気がしてしまう。
「トントンさんは、どうしてAさんに好きだって伝えないんですか」
「そりゃ、どう見たって俺の一方通行やし。Aは俺を幼馴染以上には思ってへんよ。結果が分かっとるのに関係を壊すかもしれへんような事を言う度胸は俺にはないわ」
「……なるほど」
「というか、どうしたん？他人の恋愛事情なんて興味無さそうなのに」
「興味ありませんよ。けど、お二人のことは応援してます。トントンさんの隣はAさん、それが俺の中でやけにしっくりくるんです。そのせいで上手くいくようにってやたら口を挟みたくなっちゃうんすよ」
「……ショッピ君、」
俺の言葉にトントンさんが目を見開く。
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ぴぷ(プロフ) - みおさん» みおさん、初めまして！一番！？嬉しすぎて泣きましたありがとうございます(；；)更新頑張ります〜〜！♪ (2019年12月26日 23時) (
レス) id: def2dae9c2 (このIDを非表示/違反報告)
みお - 初めまして、いつも更新楽しみにしております！tんさんのお話で一番好きです.......この先の展開がとても気になってドキドキワクワクが止まりません！これからも更新頑張って下さい(○´ｰ`○) (2019年12月26日 11時) (レス) id: 0d2c4c6642 (このIDを非表示/違反報告)
鯉口(プロフ) - ぴぷさん» ほんと！？楽しみにしてるね！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2019年12月26日 0時) (レス) id: ad6d0057cd (このIDを非表示/違反報告)
ぴぷ(プロフ) - 鯉口さん» 鯉ちゃん(*><*)ありがとう〜〜〜！続編は明日上がる気がするので続きも是非ぜひよろしくお願いいたします♪♪ (2019年12月26日 0時) (レス) id: def2dae9c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぷ(プロフ) - taka10さん» 訂正ありがとうございます(*><*)長い話になってしまってますがこの先も是非よろしくお願いいたします♪ (2019年12月26日 0時) (レス) id: def2dae9c2 (このIDを非表示/違反報告)
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