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唐突に繰り出されたショッピくんからの質問に私は少し戸惑っていた。確かに幼馴染だから一緒に居ることは多いし、特別仲が良いのも分かってる。だからその手の質問は何度もされて来たけど、そう聞かれる度に私は困ってしまうのだ。
「正直分かんないの。確かに好きだけど、それが恋愛感情かどうかって聞かれるとどうなのかなぁって」
「……本気で言ってます？」
「うん。トントンも私のこと幼馴染として好きでいてくれてると思ってるし、関係を変える必要ってある？」
「……なるほど、原因はあんたか」
「え？」
煙草の煙と共にショッピくんが重たいため息を吐き捨てる。
「トントンはずっと自分と一緒にいてくれる、って安心しきってません？」
「……」
「幼馴染って言葉に甘え過ぎじゃないですか。Aさんがそんなんじゃ、いつかはトントンさんだってあんたの知らない誰かを好きになるかもしれませんよ」
「……別に、いいよ。トントンが選んだんなら、」
「何にそんなビビっとんの？」
「っえ、」
「何かを怖がって、自分の気持ちを認めようとしてないようにしか見えへんのやけど」
どうして、ショッピくんはそこまで私の背中を押そうとするんだろうか。彼の真っ直ぐな言葉が全て自分の胸に突き刺さっていく。
全部、その通りだ。トントンは今までずっと一緒にいてくれた。何よりも私を優先してくれていた。だからこれからも、なんて。そんな訳ないのに。
「……すみません。ちょっと、強く言いすぎました」
「ううん、ショッピくんが言ってくれたことは全部正しいよ。それにね、確かにちょっと怖いのかも」
「何か、思うことでも？」
「トントンがね、私を通して、私じゃない誰かを見てるような気がするの。いつからだったかなぁ。ふとした瞬間に見せる笑顔とか、視線がね、私の知らないトントンに変わっちゃう時があって」
「……どういう事っすか？」
「さぁ、私にも良く分かんないや。幼馴染として一緒には居てくれるけど、心の中には私じゃない誰かがいるんじゃないかって思っちゃって。だからね、いつか終わるとしても今はこのままでいいの。このままが、いい」
「……」
「あ、この話内緒ね？」
「……分かりました」
私はやっぱり幼馴染としてトントンが好き。それ以上に思ってしまったら、あの心地の良い関係が無くなってしまうような気がして怖かった。それ以上には望まないからこのままでいて欲しい。それは、我儘だろうか。
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ぴぷ(プロフ) - みおさん» みおさん、初めまして！一番！？嬉しすぎて泣きましたありがとうございます(；；)更新頑張ります〜〜！♪ (2019年12月26日 23時) (
レス) id: def2dae9c2 (このIDを非表示/違反報告)
みお - 初めまして、いつも更新楽しみにしております！tんさんのお話で一番好きです.......この先の展開がとても気になってドキドキワクワクが止まりません！これからも更新頑張って下さい(○´ｰ`○) (2019年12月26日 11時) (レス) id: 0d2c4c6642 (このIDを非表示/違反報告)
鯉口(プロフ) - ぴぷさん» ほんと！？楽しみにしてるね！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2019年12月26日 0時) (レス) id: ad6d0057cd (このIDを非表示/違反報告)
ぴぷ(プロフ) - 鯉口さん» 鯉ちゃん(*><*)ありがとう〜〜〜！続編は明日上がる気がするので続きも是非ぜひよろしくお願いいたします♪♪ (2019年12月26日 0時) (レス) id: def2dae9c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぷ(プロフ) - taka10さん» 訂正ありがとうございます(*><*)長い話になってしまってますがこの先も是非よろしくお願いいたします♪ (2019年12月26日 0時) (レス) id: def2dae9c2 (このIDを非表示/違反報告)
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