銀色 ページ23
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マンション下まで送ってくれたトントンにお礼を告げてから別れ、少し早足で自分の部屋へと向かっていく。足を止めないまま鞄の中を探りキーケースを手に取って、辿り着いた玄関の鍵を回した。
「ただい、っわ、！？」
「ふは、そんな驚かんでも」
玄関を開けてただいま、と言えばリビングからトンくんが駆け寄って来てくれるのが恒例なのだが、今日は何故か既に玄関前にスタンバっており思わず声を上げて驚いてしまった。
「たまたま足音聞こえたから、帰ってきたかなーと思って。おかえり、遅くまでお疲れさん。外寒かったやろ」
「っふふ、ただいま。トントンが車で送ってくれたから寒くなかったよ」
「そっか、それなら良かったわ」
私の手からやんわりと鞄を受け取ったトンくんが労わるようにゆっくりと私の髪をとかし撫でる。さっきトントンがしてくれたものとはまた違った感触がやけに心地良い。
しかし、ふと私が見上げた先にあったトンくんの表情にあれ、と首を傾げる。
「……トントンと、同じ笑い方、」
「え？」
「っあ、や、何でもないよ。先にご飯食べたいなー」
「……？おん、準備できとるよ」
思わず口から漏れた言葉にはっとして、誤魔化すように慌ててリビングへと駆け込んだ。
トントンのあの、違和感のある笑い方。それをたった今、トンくんも同じように浮かべていたのだ。いや、確かに普段の笑い方も同じなのだけど、まさかそこまで同じだとは思いもしなくて。
あれはトントンが私を誰かと重ねているから、だと思っていたのだけど……違うんだろうか。
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ぴぷ(プロフ) - みおさん» みおさん、初めまして！一番！？嬉しすぎて泣きましたありがとうございます(；；)更新頑張ります〜〜！♪ (2019年12月26日 23時) (
レス) id: def2dae9c2 (このIDを非表示/違反報告)
みお - 初めまして、いつも更新楽しみにしております！tんさんのお話で一番好きです.......この先の展開がとても気になってドキドキワクワクが止まりません！これからも更新頑張って下さい(○´ｰ`○) (2019年12月26日 11時) (レス) id: 0d2c4c6642 (このIDを非表示/違反報告)
鯉口(プロフ) - ぴぷさん» ほんと！？楽しみにしてるね！！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2019年12月26日 0時) (レス) id: ad6d0057cd (このIDを非表示/違反報告)
ぴぷ(プロフ) - 鯉口さん» 鯉ちゃん(*><*)ありがとう〜〜〜！続編は明日上がる気がするので続きも是非ぜひよろしくお願いいたします♪♪ (2019年12月26日 0時) (レス) id: def2dae9c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぷ(プロフ) - taka10さん» 訂正ありがとうございます(*><*)長い話になってしまってますがこの先も是非よろしくお願いいたします♪ (2019年12月26日 0時) (レス) id: def2dae9c2 (このIDを非表示/違反報告)
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