強くも脆い月柱【鬼滅の刃】

復帰 ページ47

蝶屋敷で治療を受けて2ヶ月

炭治郎は2ヶ月も眠ったままようやく目を覚ました

眠っている間もカナヲが見舞いをしたり隠の後藤さんがお菓子を持ってきてくれていたそうだ


後「黄色い頭の奴は復帰して嫌がりながら任務に復帰してる。音柱はあのあと嫁の肩借りて自分で歩いてたよ、隠は全員引いてたよ頑丈すぎて」

炭「…Aさんは？」

後「…あのあと蛇柱がお姫様抱っこしていたが、蝶屋敷には来ていない。一応毒を体に入れたわけだから療養してるとは聞いてるし胡蝶様が血清を調べるついでに様子も見ていらっしゃるそうだが誰も会っていない」

炭「え…あ、あの伊之助は…」

ア「伊之助さん、すごく状態が悪かったんです。毒が回って呼吸による止血が遅くて…」

アオイが泣きながらに話した

するといつの間にか炭治郎の部屋に伊之助がいた

猪「お前は軟弱だ！心配させんじゃねぇ！」

その後1週間して伊之助は任務復帰、炭治郎も復活した


炭「やっぱり体力が落ちてるな…あ、そうだ！俺が眠ってる間刀届いてない？」

キヨちゃん達に体を解してもらいながら尋ねてみると急に冷や汗をかき始めた

「…手紙は来てます、ご覧になりますか…？」

手紙が何通も届いており、開くと

『お前にやる刀はない』

『ゆるせないゆるせないゆるせないゆるせない』


呪いの手紙だった

キヨちゃん達の提案で刀鍛冶の里へ鋼鐵塚さんを尋ねることにした




遊郭で上弦の鬼との戦闘後、深手も負ってないから1人で帰れると言ったのに伊黒は無視して抱きかかえた

貴「私歩けるってば…」

蛇「うるさい、もしもの事があったらどうする。他の柱だって気がかりになって押し寄せるぞ」

貴「…それはうるさそうだなぁ…なら、月屋敷に連れてって」

蛇「蝶屋敷で治療を受けるべきだろう」

貴「治療は受けるよ、胡蝶が怒るからね。でも今は人のいない所にいたい」

急に真面目な雰囲気で言うものだから伊黒も反論できず月屋敷に連れてっ行った



貴「ありがとう伊黒」

蛇「胡蝶には俺から言っておく」


伊黒は何か察してくれたのかすぐに屋敷を去った


あれから数日、胡蝶が怪我の様子などを見に来たが特に問題もなく、血清だけ渡して蝶屋敷で今後の解毒剤の研究に使ってもらった

それから屋敷には誰も近づけさせていない


体の中で何か違和感を感じる。

それは毒のせいかもしれないが、何か自分は人間ではないと知らしめるような不快な違和感があった

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