音柱は継子依存症

善逸くん、師範が見てます。 ページ9

『ふふーんっ。

あんな雑魚鬼、宇髄天元の継子にかかれば

ちょちょいのちょいですよ！！』


任務を終えて、

そういえば雛鶴さんに墨を買ってくるように

頼まれたのを思い出して

文房具屋に向かっています。


師範は隣にいませんが、

後ろから視線を感じるので

気持ちは一緒に歩いてます。




てか任務は…？

後ろをついてまわるくらいなら最初から

一緒に歩けばいいのでは…。


面白いから、黙ってるけど。←






宇(Aがド派手にご機嫌だ…！

派手に可愛いぜ。

もう、派手派手だァ！！)←









『あれって炭治郎くんたちだよね…』


しばらく歩くと、

炭治郎くん、善逸くん、伊之助くんが何やらおしゃべりしていた。



私も混ぜてもらお。

門限まではまだまだだし。



『炭治郎くーーーん！

久しぶりぃ〜！！』

炭「Aさん！」

善「おいおいおい炭治郎テメエ！！

Aさんに名前呼んでもらえるって

どーーゆーーことだよおおおおおお！？！？」←汚い高音

伊「誰だっけ」




以前炭治郎くんには

ふっとんだ布団を捕まえてもらったことがある。





『さん付けしなくてもいいのに…。


伊之助くん、私はAだよ』

伊「おい女！！

俺様と勝負しろぉおお！」

『しないよ』

炭「伊之助、Aさんは俺たちよりも階級が上なんだぞ」

『うん。伊之助くんが甲になったら戦おうね』

伊「すぐに追いついてやるよ！」





わああ〜…。

後ろからものすごい殺気！

師範〜、暴走しないでくださいよ〜？




宇(俺のAに勝負挑むなんざ…、

いい度胸してんじゃねェか)






善「あ！！！

Aさん！！

音柱と恋仲って本当ですか！？！？」

『師範と…………？？』




宇(Aと…………？？///)





どこ情報だよ。

私と師範って誰得？？



善「噂で聞きました！

もしも嘘なら、俺と結婚してください！」

『それって嘘だったら

強制的に結婚しなきゃいけないの…？』

善「そうですよ？」

『え〜…』



ん〜〜〜。

デマだから嘘だよって

教えなきゃいけないんだけど、

善逸くんと結婚したくないしなぁ〜。←






宇「その情報はデマだけどよ、

俺のAは誰にも渡さねェよ。


柱になってからド派手に出直して来い」

『師範……っ』





私のピンチにすぐ駆けつけてくれる！

さすが師範！！




宇「買い物して帰るぞ。

墨だっけ？」

『はいっっっ』






炭「いつからいたんだ………？？？」

￥作者から→←師範、起きてください。

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