音柱は継子依存症

師範、風邪ですね。 ページ40

宇「うるせぇよ！

俺は地味な風邪ひいてねー！

柱合会議なんだから

行かなきゃなんねーんだ！！」

雛「だから、それはAちゃんが

代理で行ってくれるので大丈夫ですよ！」

須「いやあああああ！！

天元様、死なないでええええ！！！」

ま「うるっさい、このバカ女！」




師範が風邪をひきました。


師範が風邪をひくのは

私、初めて見ましたよ…。


今日の柱合会議も、

皆さんに移すわけには

いかないので私が行きます。



宇「1人で行かせられるかーーー！！」

『寝ててくださいよ！

治らなかったら、

2度と！！

一緒に！！

寝てあげませんからあ！！！』

宇「よーし、派手に気をつけて行ってこい！！」←




許しをもらったので、

いざ、お館様のお屋敷へ！！









________着いた着いた！

来るのは3度目〜！！


小「Aではないか。

宇髄はどうした」

『師範、風邪ひいちゃって…』

小「馬鹿は風邪をひかないのでは？」←



それからは

柱の皆様がいらっしゃって、

「宇髄は？？」って聞かれた。








煉「なるほど、宇髄が風邪とはな！

俺はAと会えて嬉しいがな！！」

『私も、煉獄様とお会いできて嬉しいです！！』

煉「…………そうか…。


……A、期待するぞ…？？」


煉獄様が一瞬顔を

赤らめた。

若干不敵な笑みを浮かべて。


「期待」…？


何をかな。

任務かな。



『…？？？


ええ、私、これからも

鬼を滅殺できるように

努めますね！』

煉「……！？！？


A、俺はそういう意味では…！！」






「お館様の、御成です」


声がかかり、

即座に全員でひざまづく。




産「おはよう、みんな。

今日はとてもいい天気だね」


きゃあああああ！

お館様のご挨拶ーーー！！


私、大興奮です！



甘「お館様におかれましても

ご壮健でなによりです！

益々のご多幸を、

せつにお祈りいたします！！」

産「ありがとう、蜜璃」



いいないいな！

名前呼んでもらえて！！


私も柱になれるように

頑張ろ〜！！


『お館様。

本日、しは…、音柱の宇髄天元が

体調不良の為、

継子の河村 Aが代理を

務めさせていただきます』

産「うん。来てくれてありがとう」



師範に頼まれた報告をして、

なにやら方針を決めたりして、

柱合会議は無事に終わった。


家に帰ると、

風邪が治った師範が

痛いほど私に抱きつき

私の心臓がうるさかったのは秘密。

師範、優しいですね…。→←お二人共、教えてください。

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