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me side
「 心配しなくていい。そのときは私も一緒に行くから⋯⋯ 」
『 エレンたち行っちゃったよ 』
「 ⋯⋯ 」
ミカサがボソボソと何か言ってるうちに、エレンはアルミンを連れて先に帰っていた。
その事にやっと気づいたミカサの隣には、いつの間にかサシャが座っていて。
「 えーっと、つまり⋯それ貰ってもいいってことですか？」
そう言ってミカサのパンを指さした。
こんな状況でも食いしん坊ぶりを発揮してる。
「 ⋯これ？」
「 はい！」
「 ⋯⋯ 」
目を輝かせてパンを見つめるサシャ。譲ってあげるのかなって思ってたら、ミカサはそのままパンを口に入れた。
「あーー！！」と絶望するサシャと何食わぬ顔でパンを食べるミカサの絵面に思わず笑ってしまった。
*
*
*
「 お、Aいい所に 」
『 なに？』
部屋に戻ろうと歩いていると、コニーとジャンに引き止められた。
「 エレンの野郎がよぉ、立体機動のやり方教えて欲しいとか言ってきやがったんだよ 」
「 昨日あんなに語ってなのにな 」
「 ぶら下がるだけであれなら、本格的にやりだしたら骨折れちゃうんじゃねぇの！？」
腹を抱えて笑ってる2人に背を向けて、エレンを探しに行った。
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作者名：ぴの
| 作成日時：2023年11月12日 20時
